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国語を勉強する理由。国語の勉強する理由はこちらです。

やす

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こんにちは、泰嘉です。

日ごろ国語を指導していると生徒さんからこんな質問を受けることがあります。

国語の勉強する理由

「なぜ日本人なのに国語を学校で勉強しないといけないの?」

「国語を勉強しなくてもふだん話せてるのにテストで点数を取れないのはなんで?」

この質問、実は私も学生の時にずっと思っていたことでした。

例えば、数学や英語なんかは勉強しないとできない。でも、国語はたとえテストの点数が悪くてもふつうに生活できています。

では、なぜわざわざ国語を小学1年生の時から高校を卒業するまで、12年も勉強するのでしょうか?
今回はそれについてです。

なぜ勉強するのかを分かってないと読解問題は解けない

「そんなこと分からなくてもただ勉強すればいい」

「とりあえず入試で使うし、テストがあるから」

と、頭ごなしにさせるのも方法の一つですが、はっきりいうとあまりオススメはしません。

なぜかというと、国語を勉強するのかの本来の意味を分かってないと、読解問題や作文を解く際にも学力アップが伸び悩んでしまうからです。

小手先のテクニックや方法を学んでも、本質的なことが分かってないと、応用がきかなくなってしまいます。

ここで、しっかりと「国語を勉強する意味」について理解を深めていくことが国語力アップの第一歩になるのです。

最初にネット授業で話す内容

実際に、最初のネット授業の時にも一番最初に「なぜ国語を勉強するのか?」についてまず生徒さんに質問しています。

小学生でも中学生でも、高校生でも同じ質問をはじめにするようにしています。

毎回、十人十色のいろんな意見が出て面白いです。

「友達と仲良くなるため」

「将来の役に立つから」

「他の教科にも必要だから」

「作文をかけるようになるため」

本当にいろんな意見が出ますが、全て「正解」です。

ですが、これだとまとまらないので、いつも私は2つにまとめさせてもらっています。
まず一つ目に、

「相手の言いたいこと、伝えたいことを正しく理解するため」

もう一つは、

「自分の言いたいこと、伝えたいことを相手に正しく伝えるため」

です。

例えば、夜ご飯の時にAちゃんが

「あれ(おはし)取って」

とお母さんに言ったとします。

「分かった! はい、お皿ー!」

と、お母さんはAちゃんにお皿を渡します。

Aちゃん「お皿じゃないよ! おはしだよー!」

お母さん「おはしなの? あれって言われても分からないじゃない」

一見これはお互いのコミュニケーションが問題ですが、これも実は国語力の問題です。

「あれ」という指示語は、相手も同じものを理解している時にはじめて使えるので、あやふやな場合はちゃんと「おはし」と言った方がいいのです。

これも「自分の言いたいことを正しく相手に伝える力」です。

勉強する理由を知っているとテクニックは不要になる

「なぜ国語を勉強するか?」を知っておくと、大きなまちがいが少なくなり、よけいなテクニックを覚える必要もなくなります。

例えば、作文指導をする時によくある質問として、

「読点(「、」)はどこに打てばいいですか?」

と聞かれます。

いろいろとルールはあるのですが、特に小学生だと、すべてをすぐに理解するのは正直大変です。

なので、「なぜ国語を勉強するか?」の理由をここで使います。

私「なぜ、国語を勉強するんだっけ?」

生徒「えー、相手にちゃんと分かってもらうためー。」

私「正解! じゃあ読点(「、」)はなんのために打つと思う?」

生徒「相手が読みやすいように?」

私「そうだねー。 じゃあ、相手が読んでみて分かりにくいところに読点は打たないよね?」

生徒「そっか! じゃあ音読してみるー!」

たしかにこれだけだと足りないところも多いですが、大きなまちがいはこれでだいぶ減らすことができます。

実際、この「なんのために読点を打つか?」を分かっていない子はとんでもないところに読点を打ったりしてしまうのです。

しかし、最初に一番重要な考え方さえ分かっていればそれがふせげます。
あとの細かいルールはそのつど覚えていけばいいのです。

意外と考えたことがない人も多い「国語を勉強する理由」。
ぜひ、この際にお子さんと話し合ってみても面白いかもしれません。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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