真面目に勉強しているのに損する子。得する子。得する子はこんなことをしています。
こんにちは、泰嘉です!
今回は、前回と同様に「真面目」について書いていきたいと思います。
前回の記事は以下
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「真面目さ」は、勉強を進めていく上で大切な能力ですが、その能力を上手く使えていないせいで「損する子」、反対に上手く使えている「得する子」がいます。
損する子
実際に指導していても「『真面目なのに』損する子」が一定数はいます。
「真面目に課題に取り組んでいるのに成績が上がらない。」
「人より勉強しているのに点数が取れない。」
「ノートは綺麗に書くけど点数に結びつかない。」
そう言った子は、学校や塾の先生、周りから「生真面目だけど要領が悪い。」、「どこかズレている。」なんて言われることもあります。
実はぼくももともとはそう言った「真面目な子」のひとりでした。よく先生からも
「真面目でいい子だけど、応用がきかない。」
なんて言われたこともありました。
得する子
当たり前ですが、こういった「得する子」は、やればやるほどどんどん結果に結びついていきます。
実際にそういう子は指導していても伸びが早いので、普通なら6ヶ月かかるところを1、2ヶ月で成績が上がることもあります。
まさに「得する子」です。
では、「損する子」と「得する子」の違いは何でしょうか?
違いはズルができるかどうか
損する子、得する子の違いは「ズルができるかどうか」です。
「えっ、ズルをするのってその時点で不真面目なんじゃ・・・」
と思う人もいるかもしれませんがそうではありません。
ここでのズルというのは「目的から方法が逆算できているか。そして効果的な方法を探す」と言うができているということです。
答えを写そうとかカンニングをしようという話ではないです笑
得する子は何のためにするかがはっきりしている
得する子は何のためにそれをするか、そのために何をするべきかがはっきりしています。
「何のためにそのテキストを解くのか」
「どうすれば身につくか」
など、目的がはっきりしています。
反対に、損する子はどちらかと言うとやることに一生懸命、あるいはやること自体に目的があります。
例えば、問題集を解く時に、
「どんどんページを進めていこう!」
といつの間にか進めること自体が目的になってしまっていることが多いです。
進めること自体は悪くないのですが、ときおり何のために問題を解くのか考える必要があります。
「えっ、それはできるようになるためでしょ?」
そうです、できるようになるためです。
もっと言うと、「身につけるため」です。
この「身につけるため」というのが本来の目的で、そのためにはページを進めるだけでなく、解説をしっかり読んだり、復習をしたり、解き直しをしたり、ちゃんと理解しているか他の人に確認してもらったりと、できることは無数にあります。
大切なのは、「身につけるという目的のためにできることやるべきことをしっかり理解して、方法を考える」ということなんですね。
だから、ぼくの場合、真面目だけど損する子に対しては少しある工夫をします。
それについては次回書いていきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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