教えると育てるの違い。視点が変わると子どもは育っていきます。教えるから育てるへのチェンジ
こんにちは、やすです!
今回のテーマは「教えるの限界」についてです。
昨日の続きです。
昨日の記事はこちら
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教えるの限界
指導の中で教える限界を感じていました。
では、教えるのその先は何なのか?
教えると育てる
「教える」とは、知識やスキル、やり方などを伝えることを言います。
テクニックを教える。
勉強を教える。
言いますよね。
反対に、「育てる」とは、その人が成長することを手助けすることを言います。
植物を育てる。
部下を育てる。
子どもを育てる。
勉強を育てるとも言いませんし、反対に、植物を教えるとも言いません。
似ているような言葉ですがこの2つには大きな違いがあります。
育てる
育てるは植物で例えると分かりやすいです。
ぼくの家でも観葉植物を4つ育てています。
水をあげすぎてもダメですし、足りなくても枯らしてしまいます。
こまめに水をあげて、たまに日光に当たるところに置かないといけません。
葉が枯れれば取り除いてあげないといけません。
多少なりとも手間がかかります。
さらに、4つとも水の量や日光に当てる時間も違います。
植物によって育て方が違うんです。
塾としての「教える」と「育てる」
塾側でも教えると育てるがあります。
塾が基本的にやることは当然「教える」です。
正しいやり方。分かりやすい解説。
これをなるべく多くの生徒に伝わるように伝えれば「教える」は基本的には完成です。
もちろん、それも決して簡単ではないですが・・・・・・。
さらに今だと、動画授業もあるので反復することまでできます。
便利ですね。
もちろん、それだけでできる子はそのままで全く問題ないです。
ただしデメリットもあります。
それは、「その子が本当に順調に育っているかまでは分からない」ということです。
指導していても本当に理解しているか?
理解していても次もう一度やれば解けるか?
もう一度やって解けてもテストや入試に結びついているだろうか?
また、その子自身の成長という意味でもそうです。
その子に自分のやり方があっているだろうか?
やりすぎてその子を後々潰してしまわないだろうか?
考え出せばキリがないですし、自分の指導が正解しているかの答え合わせは1年先?3年先?5年先?あるいはもっと先かもしれません。
視点が変わればやることが変わる
これらを踏まえて、「教える」こと、また過去のぼく自身にも足りていなかった視点があります。
それが、「育てる」という視点です。
正直、育てることは教えることより大変だと感じています。
お子さんによって十人十色ですし、時期や状況でも変わります。
これは、何より親御さん自身が1番感じてらっしゃることだと思います。
でも、よかったこともあります。
1つ目は、教えることより育てることを意識した方が喜びが大きいこと。
2つ目は、より生徒さんや親御さんの話を聞くようになったこと。そして、それに合わせて声をかけるようになったことです。
前の僕だと、
やり方には正解があってそれにどう合わせてもらうか。
受験の進め方や戦略、計画にも正解があってそれにどう協力してもらうか。
という感じでした。
しかし、育てるというのを意識してから、
その子が本当はどうしたいのか?どうしていきたいのか?
お母さんは本当はどうしたいのか?どうしていきたいのか?
を聞くように変わってきたんですね。
そうすると、今まで「教える」だと結果が出なかった子もみるみる点数が上がってきています。
中には、絶対無理だと言われていた第一志望の中学校に合格し、今では上位15%に入っている子までいます。
やっていることは同じ指導なのに不思議ですね。
こういった自分が指導してきた中での経験や学びも交流会やセミナー、相談、指導など何らかの形で「子『育て』のお手伝い」ができれば嬉しい限りです。
引き続きよろしくお願いします。
何かの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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