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親が無意識にやっている子育ての間違い。こんな評価をしている人は他にいませんか?

堀哲嘉

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成績の良くない子の指導の注意事項についてです。

テストが戻ってきたときどうする?

その前に質問です。あなたは子どもが次のテスト

「80点」

を取ってきたらどんな声をかけますか?

「30点」

だったら?どんな子をかけるのか?子どもに声をかけるときふと自分を振り返ってみればいいのです。

実は知らないうちに自分で基準を決めて評価しているのです。それが兄弟となると後々の子どもに影響を与えるのです。

親の評価基準は?

実は当たり前の話ですが、ついつい親は子どもの

「がんばりに対する評価」

ではなく、

「何かと比べての評価」

になっているのです。また、親御さんの子どもの評価は

「絶対評価」

でもないのです。

「80点だったから良かった」
「30点だったから悪かった」

というものではありません。それは

「相対評価」

なのです。

学年3位でも評価されない

たとえば、「学年順位3位」のお子さんがいました。生徒数は1学年で200名くらいです。

これは世間一般では「すごい。よくできるお子さん」になります。ですが、こういう子でも「自分はできない」と思っています。

「えっ、何で?うちの子が学年3位だったら泣いて喜ぶ」

と言うかも知れません。実はその子は「お兄さんが学年1位」だったからです。それで自分で劣等感を持っているのです。

それでも親がそういったことを気にしないなら問題はないです。ですが、

「お兄ちゃんは1位だったのに」

何て比較するとその子の気持ちの中では劣等感がさらに強くなります。

実際にその子が話をしてくれたことがあります。それは、「お兄ちゃんと比べてできないから」と。

95点でも評価されない

他にはこんな子もいました。95点を取ったので

「良かったね」

と言うと、

「いえ、ダメです」

と。

「何で?」

と聞くと

「100点でないとお母さんがほめてくれません」
「えっ?そうなの?」

「はい。兄が100点だったので」

という話もあります。これも実際にあった話です。

みんな認められたい

実は成績の良い子、悪い子に限らず

「認めて欲しい」

という気持ちが強い子が多いのです。特に

「他の兄弟より成績が劣っている」
「成績が友達よりも悪い」

場合は特にです。それで

「自分はできない」

と思い込んでいる子が多いのです。ただ、1000人以上個別で指導して経験で言えば

「自分はできない」

と思っている子のほとんどが

「屁でもない」

話です。その子が大してことないという意味ではなく

「その子より成績が悪い子」
「その子よりも理解力が足りない子」

であっても、その子より成績が良くなった子をたくさん知っているからです。だから

「その子がそう思っている」
「そういう環境で育っただけ」

で事実ではないのです。だから最初に

「その思い込みを壊す」

のです。

すべての見本はまずは【認める】こと

実際に指導して成績が上がった子は

「自分はできるんだ」

と思った子です。これができれば、成績は自然と上がってきます。まずは

「小さく認める」

の積み重ねです。もちろん、

「できていないところも伝えます」

ですが、

「【ここ】と【ここ】はできている」

と伝えればいいのです。もし、子どもができるようになることを願うならば

「認めるところ認める」

ということを

「しつこくやる」

ことです。ポイントは「しつこく」本当に同じことを「しつこく」言うのです。

国語での指導でも

国語で言うと記述式問題ができないとすると

「どこに答えが書いてあるのかはわかっている。そこはできている。あとはどう書くかだけだけだね」

とか。

「本文は読めている。あとは時間内に読めるかどうかだね」

とか。そんな感じです。

今まで「できない」とたくさん言っていたら、それと同じくらい「ここはできている」というつもりで。

私たちの指導の基本はそれだけです。

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