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あなたの子育てのゴールはどこ?「ゴール」によって子育てと子どもの接し方

堀哲嘉

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前回の「ほめる教育の落とし穴」は親の視点によるものです。結局子育ては「どこにゴール」を持っていくかによって違ってきます。

子育てのゴールはどこ?

「親自身が子育てのゴールをどこに持ってくるのか。」

によって違ってきます。基本的な質問をあなたにしますが、

「あなたは、お子さんにどんな子どもになって欲しいですか?」

考えたことありますか?もう一度質問しますが、

「あなたは、お子さんにどんな子どもになって欲しいですか?」

これによってあなたの「子育て」と「子どもの育ち方」が変わってきます。

例えば、

「まずは、中学受験に合格させる。」
「高校受験で合格すればいい。」

「偏差値の高い大学に入ればいい。」
「社会に出て必要とされる人間にする。」

「社会で一人でもやっていけるようにする。」

と考えるとそれぞれのゴール向けて子どもの行動が変わります。

ほめ方も違ってくる

昨日の話でもいいましたが、親のほめ方ひとつで、子どもの成長も違ってきます。

この話は、前回、前々回と話をしてきました。実は、これは親自身が無意識のうちの

「子育てのゴールを決めているから」

です。

「よい点数を取る子に育ってほしい」
→子どもはよい点数を取ることに気を向ける

ですが、点数がいつもよい結果を出せるわけでないので、悪いときには、点数をごまかしたり、隠したりします。

「子どもの頭がいいと思われたい」
→子どもも頭がよい思われる行動を取る

ですが、「頭がよくない」と思われたくないので、難しい問題にチャレンジしなくなったり、自分ができる問題しか解かなくなる。

実際に私のところでは、いろいろな悩みの相談を受けます。

「中学に入り、『あれほど勉強したあの子はどこに行ったのか?』と思うくらい勉強しません。どうしたらいいのでしょうか?」

「不合格と言われた、高校に逆転合格しましたが、ついていけず、今度は留年の心配をしています。」

また、塾を卒業した親からも、

「息子は就職しましたが、どの仕事についても長続きしません。どうしたものか?」

といったものです。

こういうときに多いのが、実はその結果を悩んでいる本人(親)自身がそれを招いているということが多いことです。

「とにかく中学受験に合格したら・・」
「○○高校にさえ合格してくれたら・」

「××大学に合格したら・・・」
「不景気だから、どこでもいいので就職してくれたら・・・」

とそのことだけに集中して育ててきたから、お子さんは、そういった行動になるのです。

「お子さんのゴールがそこで終わってしまう。」

のです。

毎日の生活で追われているときも原点を忘れない

確かに毎日子育てをしていると、どうしても目の前ことだけに心が奪われがちですね。

「目先のテスト」
「中学受験」
「高校受験」
「大学受験」

などですが、そんなときでも、もう一度基本に戻って考えてみましょう。

というのも、私自身も子育でいろいろ考えていました。

例えば、

・他の親御さんが子育てでたくさん手をかけていて、子どもの成績は上がるけれど自立できない子。

・成績はよいけど、親がすべてを管理しているため決して子どもの積極性がない子

正直にいうと、私も子育てをしていて子どもの成績を上げていくのは、それほど難しくはないです。

というのは、子どもの勉強について、私が管理して、すべてチェックしていけば成績は上がります。

現に、息子の高校入試のときは、私が勉強の方法を教え、そして、空いている時間子どもを指導することによって、成績は飛躍的に伸びました。

そして、志望校に合格しました。が、心のどこかで

「本当にこれでいいのだろうか?」

というのもあったのも事実です。というのも私は、中学に入ってから、

「親に勉強しなさい」

と言われたこともないですし、勉強についての相談も、中1の最初に成績が悪かったときに、在宅教材をとるときに相談したくらいです。

塾に行かず、家庭教師もつけずにやった結果、確かに苦労したことは多かったです。

ですが、そのおかげでいろいろ自分で身につけたこともあるのです。

例えば、今公開している勉強法のほとんどんが、私が中学生・高校生のときに考えたものですし、今でも、いろいろな困難にぶち当たったときには、

「自分で考えたり、問題を解決できる人を探したり」

と困難を乗り越えられる術(すべ)を身につけていったからです。それで、今もう一度私も自分自身に問い直しています。

「私は、子どもをどんな風に育てたいのか?」

と。あなたはどうですか?もう一度お聞きしますが、

「あなたはお子さんにどんな風になってもらいたいのですか?」

一度じっくりと時間をとって考えてみてください。

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