親が子どもにできることについて書いています。成績を上げることもそうですが、子どもの人生を変えることもできます。
以下は以前に書いた話ですが、参考になるのでぜひ。
昨日大阪で塾の先生の勉強会に参加してきました。それで勉強に関係する話をしますね。
子どもの成績き決める3つの要素
お子さんの成績を決めるには次の3つの要素があります。
「遺伝」「環境」「教育」
です。「遺伝」について確かに生まれつき「頭の良い子」というのはいます。例えば、成績に関係することであれば
「一度教えたらわかる」
「苦も無く暗記できる」
とか・・ですが、今回お話しするのは2番目「環境」です。この「環境」が
「自動的に子どもの成績を決める要素」
になるのです。実は昨日の研修に参加していて
「30分で帰りたくなった」
のです。いえ、嫌ではなくて
「聞いた内容を早く実践しないといけない」
と思って・・。講師の方の熱い話をしていると
「帰ってやらないと」
と思っていました。
「早く帰りたい。早く帰りたい」
とうずうずしてずっと座っていました。それですごく感じたのが
「誰と長時間接するのか?」
というのは一番重要です。なぜなら
「その人から多大な影響を受けるから」
です。勉強についていうと
「どんな人と一緒にいるのか?」
ということで成績は当然変わってきます。
息子の成績が上がった理由
以前にも息子に書きましたが、
「成績がアップしたとき」
というのは
「接する人が変わったとき」
というのがあるようです。息子は中学も高校も自宅で勉強していました。中学のときも中3の半年だけ塾に行きました。
高校のときは2年から行きました。基本的に私は「独学」でやってきたので息子にもそれを勧めたのですが、それでも行きたいということで行かせました。
高校のとき予備校に行ったときに息子が言ったセリフは
「お父さん、成績の良い子は言うことが違うよ」
です。例えば
「成績の振るわない子」
→「学校の宿題はやった?」
「成績の良い子」
→「予備校で受ける、映像授業の予習をやった?」
です。話をしている内容が違うのです。本当にちょっとした内容ですが、
「毎日毎日聞いていると意識が変わってくる」
のです。当然、息子は
「映像授業の予習をする」
ということを当然のようにやりました。周りの人の影響が一番大きいのです。そうすると
「うちの子の友達を変えないと・・」
となんて思わないでください。まずはできることからやりましょう。
親が変わることで人生が変わる
それは
「親が変わること」
です。実は親は子どもにとって参考になる人生の先輩です。
「あー、お金がない」
「仕事は嫌々するもの」
と毎日言っていれば
「お金は大人になってもないものか」
「仕事は生活のためだけにするもの」
と思ってしまって大人に魅力がなくなってしまいます。子どもに
「どんな大人になりたい?」
と聞いたら
「親みたいになりたい」
と思ってもらえたらそれは子どもにとっていい影響を与えているのでは・・と思います。
例えば親が
「勉強は苦しいもの。嫌でもやらないと・・」
とずっと言い続けていると
「勉強」→「苦しいもの。でもやらないといけないもの」
と思ってしまいます。当然ですが
「嫌な勉強はやりたくない」
ですよね。確かに苦しいときもありますが
「基本は楽しいもの」
だと思います。親が
「勉強は楽しいよ。すごく面白い」
と言いながら、歴史の本を読んだり、辞典を見ていたりしたら当然子どもも勉強に興味を持つようになります。
「子どもが周りからどんな影響を受けているのか?」
と考えてまずは
「親がどんな影響を与えているのか?」
と考えてみてください。昨日研修を受けていて
「あー。これは影響が大きいな・・」
とすごく思いました。