親御さんからの相談でよくあるのが「できないところやって欲しい」と言われます。ですが、本当は自分ができているというところを押さえて、固める方が成績が上がるのです。

文章題ができないの真実

小学生や中学生で「文章題ができない」という相談を受けます。そうすると私がまずは計算問題からチェックします。

お母さんからすれば「文章題と言っているのに」と思うかもしれません。ですが、文章題ができないという子が大抵は計算問題ができていないのです。

というのは文章題を合わせる前にまずは計算がしっかりできないと文章題が理解しても点数にはならないからです。

だから最初のステップの計算問題からチェックします。案の定、計算問題もしっかりできてません。そうすると計算問題からしないといけないのです。

これは国語でも同じです

実は国語でも同様のことが起こっています。どういうことかと言うと「読解問題ができない」という相談を受けます。

そのときに見るのが最初の漢字や諺といった知識の部分です。それを見ると案の定できてない子が多いです。

読解の前に基本的なことができたいのです。漢字がしっかりと読めて漢字がしっかり書けていないのです。特に漢字が読めない子は読解問題ができないですよね。

読解問題とはいろいろな技術の組み合わせなのでその一つ一つがしっかりできないといけないのです。

だから最初にそこをするわけです。また、できていたとしても、時間がかかっていては読解問題に時間が割けません。

できる子　　漢字を解く時間2分
できない子　漢字を解く時間5分

と漢字だけでも3分も差が出るのです。その3分を読解読解問題に時間を使うことができるのです。

まずは基礎問題ができていますか？成績が今１つの子は基礎できないので、まずは基礎をしてください。

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