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成績が上がらない子の転写・音読。やっていることが同じでも結果が違うその理由は?

堀哲嘉

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(以前に書いた内容に加筆・修正しています。)

今回も成績の上がらないバターンです。少し添削指導をしていて気づいた点を。

成績が上がらない子の転写

先日から成績が上がらない子の話をしていますが、例えば勉強方法に英語、国語の勉強で「音読」があります。

また、英語は「本文を写す」という方法もあります。また、別の機会に公開したいと思いますが

「偏差値99」

をとった生徒のノートが手元にあります。本当にノートにびっしりと英文が書かれています。

成績の良い子はたくさん書いたり、読んだりしているのですね。ですが、指導の中で

「音読しても」
「英文を書いても」

成績が上がらない子がいます。逆に、書いた分だけ成績がグングンアップする子もいるのです。

今も英語の添削指導で教科書の本文を8回書いてきています。2学期の範囲をすでに「音読」「本文写し」をやっているのです。

それで同じことをやっていても「差」がでるのはなぜか?それは、

「やっていることを【単純作業】に【する】か【しない】」

です。例えば、英文の本文を音読していると最初は詰まりながらも、途中からスラスラできるようになります。

そして、そのあと「あー嫌だなぁ。面倒くさい。」とするとか、頭の中で「意味を考えて音読するか」によって違ってきます。

もっというと転写するときも、日本語を最初に見てそれを本文をみないで英語を書いていくと英作文に近い形で力がつきます。

音読でも結果は違う日本語

教科書の本文を写すときも【単純作業】ではなく

「ははあん。英語で『象』という綴(つづ)りはこう書くのか」
「『~の世話をする』という熟語はこうなのか」

と考えながら書くのでは「天地の差」なのです。だから「やらされている勉強」では効果がないので、ぜひ「やっている勉強」に切り替えてやってみてくださいね。

ちなみに私も中学のときは英文は

英文の音読・・頭の中で訳をしながら
古文の音読・・頭の中で現代語訳しながら

読んでいました。そうすると効果があります。あの有名なカリスマ講師の安河内先生も語っていますが、「一読入魂」です。

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