受験前にやるべき効果的な方法。壁を乗り越えるためにやるべんきことの2つ。
前回の続きで、実際に受験に合わせて解説していきます。前回の内容は以下です。
3.弱みを克服するためのよく練られた演習
現在、受験生を持つ保護者の方と面談する機会があります。が、まだ塾に振り回されていることが多いです。塾にもいろいろやり方がありますが、基本的にやるべきことというのは過去問を解いて弱点を潰していくということです。
人と同じことをやる必要はないです。志望校に合格したいのであれば弱点を潰していくことが先決です。しかも計画的に結果の出やすい所から潰して行くのです。下の図を見てください。
例えば、過去問を解いたとき同じ「×」だったとしても中身は大きくことなります。図のように結果が出やすいのは左側にある「×」です。
入試というのは「わかっただけ」では駄目です。出来るでも。出てきたという形に持っていかないといけないのです。それにはまず出来やすい所から行ってきます。
単純な計算ミスも本番の入試では100%なくさないといけません。そうするとまずは計算ミスから潰していくわけです。次にうっかりミスがあれば、それも潰していきます。
それを計画的にやっていくわけです
4.結果へのフィードバック
弱点を潰したらそれがテストにどう反映するのか再度テストしてみるわけです。過去問を解くと点数だけと思われますが、大切なことは途中経過です。
どこまで出来ていて、どこまでが出来てないのか確実に伝えていきます。そこでポイントになるは、出来ていることも、出来ていないこともフィードバックしてあげることです。
通常、出来ていないことが気になりますが、出来ていることに注意が向きません。そうすると、子どもは出来ていないところだけを指摘されるので、自己肯定感が下がっていくのです。
ですが、勉強していくと出来ているところは増えていきます。登山と一緒で上を見ているとまだまだですが、振り返って今までやってきたことを再度確認すると、進んでいるのが確認できるのです。
だから、出来ていることは「ここまで出来ている」とフィードバックして励ましながら、出来ていない所を潰していくわけです。