以前に書いた内容に加筆修正しています。成績がアップしたからといって喜んでばかりはいられません。

塾は受験で終わりですが、その子の人生はその後も続きます。そして、今までよりも長くです。

「なんちゃって成績アップ」のその後

今回は

「なんちゃって成績アップ　その後」

です。これは前回、書いた内容ですが、その後どうなったのかを書いたものです。

1年経ってからその子がどうなったのか？という経過です。私のところは目先ことだけを考えて指導しているわけではないです。

指導者がなくなった後もその子に役立つ指導をしているわけです。もちろん、そこまでいかになくても塾を卒業した後のことも考えて指導するわけです。

どうやって成績が上がったのか？

簡単に

「なんちゃって成績アップ」

というものを簡単に説明するとこんな感じです。昨日の記事を参考にしてください。

「なんちゃって勉強法」成績が上がっているものの、今後は成績が伸びなくなる子。

「成績がアップした」

という話を耳にします。塾の宣伝でも

「成績が20点アップしました」
「点数は91点でした」

というものです。結果は嘘ではないでしょうが、大切なのは

「点数がアップしたこと」

よりも

「どうやって成績がアップしたのか？」

です。塾で

「問題をただただたくさん解いて解き方だけを暗記して成績を上げた」
「考えないでパターンを覚えただけで成績がアップした」

場合でも

「成績はアップする」

のです。ですが、その後どうなるのか？

「成績は伸びない」
「塾を辞めたらできない子」

になってしまうのです。

私たちが望んでいるもの

私達が望んでいるのは、

「自分1人で出来る子」

です。

「自立した子」
「自分からやる子」

を育てたいのです。では、

私と新坂先生が指導して

「1年かかって成績が伸びた子」

はどうなのか？

実は通常はオンラインの生徒は

「成績が上がらない」

と思ったらすぐに辞めます。以前は本当に多かったです。

1年辛抱してくれたお母さん

ですが、今回指導したお母さんが偉かったと思います。

私たちの言うことを信じて、

「1年間辛抱としてくれた」

のですから。今は彼女は高校生で私のところには

「長期の休みの指導」

しか来ていません。ほとんどが

「1人で勉強している」

のです。結果は以下はご本人とお母様からのメールです。

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堀先生へ

今回の課題テストのことなのですが国語・数学・英語ともに良い点数をとる
ことが出来ました。堀先生のおかげです。ありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。

××より (ご本人)
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堀　先生

こんにちは。
ご連絡ありがとうございます。

見ていただいた国語は、夏休み明けのテストで50点満点中47点です。
（学年平均30点台）

逃した3点分は漢字でした。3科の中では一番点が良く、クラスでも最も高得点となりました。

本人のやる気に任せ、静観していましたが、先生からのアドバイス等、だいぶ力になったようです。

夏休みのお忙しい中でのご指導、本当にありがとうございました。

××　×××(お母様より)
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堀先生

おはようございます。

先日のメールで付け加えるのを忘れてしまいましたが、数・英の点数は、50点満点中の点数です。この２教科は自力での学習でしたし、40点台とは、上出来で驚きました。

××は外進生で、内進生よりも3科の進度が元々少し遅いです。それでも、テストは内進生とほぼ同じ内容です。そういうこともあり、進んで自分から足りないことを補っていました。

以前、堀先生と新坂先生から、学習の仕方をたっぷりご指導していただきましたし、論理エンジンの学習や本人の意識も加わり、それがバネになったのだと思います。

全教科を安定させることは難しいですが、本人にやる気が出た時、それまでに何を積み重ねてきたかで、結果が大きく変化しますね。

先生が以前おっしゃっていたことは、こういうことなんだ！と実感していました。感謝しております。

××　×××(お母様より)