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指示待ち大人の育て方。スポーツでも勉強でもこうやって育てると指示待ち大人になります。

堀哲嘉

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2017年に書いた内容に加筆・修正を加えています。

野球から考える子育て

先日ヤフーニュースでこんな記事を見ました。野球教室を指導しているプロの選手で

青木宣親(アストロズ)、
中後悠平(ダイヤモンドバックス)、
筒香嘉智(DeNA)

の話です。その記事の中ですごく共感したので話をしますね。その中で

「筒香選手の話」

がすごく共感しました。実は私が指導していていつも悩んでいるのが

「将来の子どものため」と「短期的な成果」

の話です。塾が求められるのは

「短期的な結果」

です。親はどうしても

「短期的な結果にお金を払う」

ようになります。そして、それが

「将来の子どものためにならないとわかっているのに・・」

です。それと同じことを野球選手も感じているようです。

==============================
「将来どうなるか」より
「こうすれば勝てる」に偏重。

→勉強で言えば

「将来はどうなるか」より
「目先の点数に偏重」
==============================

という感じです。実際の記事は以下です。

筒香嘉智が野球教育に本気で参戦。

「答えを与えすぎず、考える習慣を」

筒香
「日本は子どもに答えを与えすぎ」
「自分自身、シーズンオフにアメリカやドミニカ共和国を訪問する中で、ジュニアの指導に関して感じることがある」

筒香が挙げたのは、日本の野球界が短期的な成果を上げる指導に陥っている点だ。

日本では、指導者が子どもに1から10まで教えるきらいがある。筒香はそのことが与える影響を危惧し、こう力説する。

「海外の指導の様子を見て、日本とは対極的な指導法だなという印象がありました。

日本が悪いとか、野球界が悪いというのはないんですけど、日本は子どもたちに対して答えを与えすぎているように思いました。

そのことが子どもたちから創造力を奪い、指示待ちの行動をしている子が多くなっているのでは。大人になっても、自ら動けない選手がいます。

答えは自分で探す。指示を待たずに、自分で動く。ジュニアの頃から、子ども自身が考える時間を作らないとダメなんだと思うんです。

大人が答えを与えたら、確かにその時は早く成長するように感じるかもしれません。

でもそれは短期的なものであって、小さいころから自分で考えている人の方が、大人になった時に差をつけられるのかなと思います」

試してみる、やってみる心を習慣づける。選手が起こすミス・失敗に対して注意するのではなく、じっと見守ることによって、選手個々がチャレンジできるよう促
す。

そして、その結果を選手が自分で考え、創造力を働かせて、次のプレーにつなげる。

たとえば、ある遊撃手が三遊間のゴロを逆シングルで捕ろうとしてはじいた際、

「そうじゃない、下からグラブを出せ」

と言ってしまいがちなのが日本の指導だ。声色に怒気が混じることもあるだろう。

そういった指導を受ければ、選手はグラブを下から出すようになり、一時的にミスは減るかもしれない。

しかし、失敗を繰り返していくなかで選手自身が考え、グラブの出し方を探し当てるアプローチもある。

それが考える力であり、創造力になるというわけである。

まずは自分で試してみる、やってみる心を育む。そのことをジュニアの頃から習慣づけていくことで、大人になったとき、自ら考えて動ける人間を形成できると筒香は考えている。

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「言わない勇気って
すごく大事だなと思います」
==============================

「言わない勇気ってすごく
大事だなと思います。

教えている人はすぐ良くなってほしいという想いの方が多いと思うんです。

でも子どもたちのことを考えたら、いま、勝ったとか、負けたとか、すぐ良くなることよりも、将来にどうなっているかの方が圧倒的に大事になってくると思う。

観察力、忍耐力を大事にして、一歩引いたところから見てほしいと思います」

ヤフーニュースより

その中でショックの話も

「野球が将来に繋がらないなら、なくなればいい」

代表を務める瀬野竜之介は言う。

「野球をやることによって、自分で考えることが出来ない人を生んだり、将来に繋がらないのなら、

(競技人口が減少している)野球はこのままなくなったらいいと思う。

でも、野球には魅力的なものがある。競技人口を増やすためというだけではなくて、もっともっといい野球をしていきましょう。

社会に出たときに役立つ人を生み出せるものにしていきましょう。そして、それを広げていきましょう。筒香はそれをやろうとしているんです」

目先の成績か将来か?

本当は指導をしているとこれを強く感じます。

「目先の成績」

「その子の将来か?」

です。本当は

「時間がかかっても考えさせる」

というアプローチの方が力がつくのです。

というのは、私は自分で塾を経営してもう15年近くなります。

正直にいうと何度も苦しいことがありました。

「廃業」

という考えが頭をよぎったことは

「1度や2度ではない」

のです。ではどうしたのか?

「知恵で乗り切るしかない」

のです。

「お金もない」
「人脈もない」
「力もない」

ものが、他の塾に負けないのは

「知恵で勝負するしかない」

のです。

「自分で考えて」
「自分で試す」

そして、

「失敗する」
「くじける」

そこから

「立ち上がる」

それを繰り返す。そして、

「何度失敗を繰り返す」

のです。そして、

「落ち込んで、落ち込んで、落ち込んで、落ち込んで」

そこから

「這い上がる」

のです。そこで必要なのは

「教えてもらう勉強」

ではなく

「自分が考える勉強」

なのです。つまり

「知恵比べ」

なのです。明日は

「頭を使う子ども指導方法」

の募集をしたいと思います。

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