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引退もあと2年半となりました。自分が引退するときに子どもがどうなっていてほしいのか?

堀哲嘉

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私の引退もあと2年半となりました。そのことに思うことです。

久しぶりに新坂先生と話しました

新坂先生とは12年以来の友人で、ずっとオンラインで一緒に仕事をしています。

ですが、直接会ったのは10回もないくらいです。が、多いときは毎日電話で話したこともありました。

最近は、私も現場に立つことが少ないので、話をするのが少なくないです。

ただ。話すときは結構ゆっくりと話します。今回も1時間以上話をしました。

そこで言われたのが「息子さんは成長してます」という感想でした。

実は私はあと2年半で塾の方は引退する予定です。あと2年半で60歳になります。

それまでに塾の仕事は息子に全部任せようと思って、今はほとんど口出しをしていません。

私が引退してときには、息子はちょうど30歳です。30歳には一人前としてやってもらおうと思っているからです。

そして、私が口を出さない理由は簡単です。会社の経営も大切ですが、それと同じぐらい子どもの成長も大事なのです。

成長させようと思ったら任せるしかありません。本人が自覚を持ってやってもらうことです。

失敗するかもしれません。それでも任せるしかないのです。

いつまでも手放せない

実際に手放しすると会社が傾くかもしれません。ですが、今私が元気なときなら息子に任せることができるのです。

ですが、私が80歳になってから経営を手放したらどうでしょうか?息子はちょうど50歳ぐらいですその間に本来経験を積まないといけないことが積めないと思います。

経営するということは危険なこともあるし、心配することもたくさんあります。

その中で経営者として、経験を積めんでいくわけです。そして、いろいろ経験して力をつけていくわけです。

そのおかげで今の私があるのはすべて過去に痛い思いをしてるからです。

大事なのは痛い思いをしないことではありません。船の航海で考えて見たらわかります。

当たり前ですが嵐のない航海はありません。嵐が来たときにどうしよう対処するのか?

また、嵐が来るのがわかっていたらどうして対処するのかと理解していくことです。

計画を立てるのも、問題集の購入をするのも一緒に

親から子どもと関わると一番失敗するのは子どもが本来すべき経験を親が奪ってしまうことです。

実は失敗するというのはうまくいくため一つの要素で、それをしないと身につかないこともあります。

例えば、親と子と意見が対立しました。その場合が親が無理やりしたとしても子どもは本当にわかることはありません。

例えば、私はそのときに本人が納得しなかったら、とりあえずやらせせます。

とりあえずやらせて失敗してから説明すると本人は腑に落ちるのです。

この失敗した経験がないとなかなか納得しません。大事なのは頭でわかることではなく、腑に落ちることなのです。

腹落ちして「そうか、そうだったのか」とならない限りわからないのです。

だから、まずは一緒にすること
経験させることですね。

・計画を立てるのも子どもにさせてみる
→うまくいかないのは当たり前

・問題集を一緒に購入する
→変なものを選ぶのも当たり前

これらの目的は子ども成長させるためだからです。だから、結果とのバランスを見ながら経験させていくのです。

ぜひとも、子どもの成長に視点を合わせてくださいね。それができるのは親だけですから。

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