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高学歴の親の悩み。高学歴がゆえに失敗している子育ての理由。実は親が高学歴だとこんな悩みがあります。

堀哲嘉

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自分がやってきたことがすべて正しいと思わないとこが子育てのことです

ある同窓会での話

誰もが知っている有名な高校からトップの大学に入った人達が同窓会をしました。

当然ですがもっぱらその話は子育ての話。自分の今は子どもはどんなことをしているのか?

とかどんな学校に通っているのかという話です。ところがそこで半分以上の子どもにある共通点があったのです。

参加した仲間の共通点です。分かりますでしょうか?それは半分以上のお子さんが不登校だったということです。

参加した人の奥さんから聞いた話です。個人的には不登校であっても私は気にしないタイプです。結局は社会に出て活躍できればいいわけですから。

私の場合は割り切っています。ですが経験したことのない者にとっては大変です。私が問題としてのはある共通点なのです。

自分はできた。だから「正しい」と思わないこと

私が指導してる中でいつも語るのは「正解ではなく最適解」です。

その子にとってどれか1番いいのかを考えることです。ですが、問題なのは親の価値観と成功体験です。

親が自分がこの方法でうまくいったから子どもも同じ方法で行くだろうと考えているととんでもないことになります。

最終的には親の価値観を子どもに押し付けると子育てのどこかで歪みが出てしまいます。

もちろん、一見うまくいっていたかも知れません。例えば、中学受験で志望の中学に合格したとします。

ですが、せっかく希望の中学に入ったのに途中で爆発してしまうこともあるのです。

あるいは希望した入った学校に行かなくなるのです。

実際にあった話。小学3年、4年ともいい成績で推移。ですが、学年が上がっていくと成績が下がっていきました。

焦ったお母さんはさらに締め付けをきつくします。するとある日突然子どもが爆発。お母さんはびっくりです。今まで素直だった子が急に反抗的に。

お母さんにもわけがある

実はよくあるのが

「旦那さんが高学歴で子どもが勉強できないと母親のせいにされてしまう」

という現実があるのです。直接何人ものお母さんに聞いた話です。

あるお医者さんのお母さんは

「男の子を生んでほっと。希望の中学に入ってほっとです」

旦那さんが東大卒だと

「子どもが勉強ができないと姑から『息子は勉強できなのに何でできないんだろう』と無言のプレッシャーをかけられます」

と。実際このお母さんは子どもを小5のときに叩いています。そして、子どもはしばらくチックになっていました。

まずは自分が絶対に正しいという思を捨てよう

そういうように書いている私も自分が絶対に正しいと思っていません。例えば、数年前に言っていたことの真逆をいう場合もあります。

一度自分の考えをおいておいて、子どもの言うことに耳を傾けてみましょう。子どもには子どもなりの生き方があるので。

お母さんも一緒に勉強しましょう。

親御さんも進化です。親も勉強するとやり方が変わってきます。

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