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勉強しているフリかどうかの見分け方と直し。こんな方法で見分けています。

やす

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こんにちは、泰嘉です!
今回は、前回に引き続き「勉強しているフリ」についてです。

勉強しているフリとは何かについては前回の記事を見てもらえると嬉しいです。
前回の記事は以下

意識して勉強しているフリをしている子。無意識に勉強しているフリをしている子。

カンでも正解してしまう選択問題

勉強しているフリかどうか、あるいはちゃんと身についているかどうかは実は正解不正解だけでは分かりません。

例えば、1番分かりやすいのが選択問題。
選択問題は当たり前ですが、選択肢の中で必ず正解があります。
4つの選択問題であれば4つのうち1つ。

つまり、カンで解いたとしても25%の確率で正解します。
そして、ここで問題なのは「実力で解いたかどうか」が分からないところです。
なぜかというと、実力で解いていなければ次に活かすことが難しいからです。

勉強しているフリかどうかの見分け方

では、どうすれば勉強しているフリかどうかを見分けられるか。
1つは、やっている勉強や行動が結果に結びついているかどうかで判断することができます。
しかし、それだけでは不十分なので少し手を加えます。

それは、「説明してもらう」です。
実際にぼくの授業でもよく勉強しているフリかそうでないか、身についているかそうでないかの確認の時によく使います。

他にも、聞いてなさそうな時やカンで解いてそうな時、分かりましたが本当か分からない時にも使います笑

実際のやり方

例えば、算数であれば例題をまず2回ほど音読してもらいます。
次に分からないところがないか確認します。
そして、早速例題の解説がどうやって解いているかを説明してもらいます。

解説の考え方と合っていればOK。
類題をやっていきます。

腕がいる質問

これだけ聞くと、「えっ、それだけ?」と思うかもしれません。
基本的にはこれでいいのですが、実際はもっと細かい工夫やテクニックがあります。

その中でもっとも重要なことが「その子の今の実力よりも少し上の質問をする」ということです。

例えば、説明してもらった解き方がほとんど合っていたとします。
そこで、ぼくなら少しいじわるな質問をします笑

「でもこれだとこっちでも正解そうだけどどうだろう?」

そうするとまたその子は真剣に考え出します。
そして、考えながら答えてくれます。
そういう風に理解をどんどん深めるような質問や声かけを指導者側がしていくのです。

これには経験とスキルがものをいいます。
うちの塾が10年、20年以上指導経験がある先生を揃えているのもそれが理由です。
解説するだけなら大学生や映像授業でもできますが、理解を深めてもらう質問や声かけをするのはやはり腕のあるベテランの先生が圧倒的にうまいなとぼくも感じています。

このように、本音をいうと勉強しているフリを直すためには経験豊富なプロに指導してもらい、少しずつ効果のある勉強に意識を変えていくのが1番です。

いかがでしたでしょうか。
勉強を指導するという点ではプロに任せるのが1番ですが親御さんにもお子さんの成績アップのために協力してもらうことはたくさんあります。

それはなんなのか?
それについてはセミナーでお話したいと思います。

何かの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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