思うように結果が出ない時に子どもにかける質問。子どもにはこの3つを質問してみてください。
こんにちは、泰嘉です!
先日指導していた生徒からある相談を受けました。
それは、「今回頑張ってテスト勉強をしたのに思うように結果が出なかった」という相談でした。
その時にぼくが生徒にかけた言葉についてです。
3つの質問を組み合わせる
ぼくがこういった相談やテストの振り返りをする時3つの質問をよく生徒にします。
この質問を組み合わせたり、詳しく聞いていくことで励ましたり、次の課題に気づいてもらったりしているのです。
1、よかったところはどこか?
1つ目は「よかったところ、できていたところはどこか?」です。
できているところやよかったと思うところを聞いていきます。
これは主観で大丈夫です。
また、たまに生徒の中には「できているところなんてないよ」という子もいますが必ずあります。
0点の子でもあります。
それはどこかというと、結果ではなく、行動です。
例えば、「今回は学校のワークじゃなくてプリントを集中してやってみた」とか「ワークを2回から3回やった。」とかそういうものです。
また、これは変化がなくてもできているはあります。
「前回も今回もワーク2回取り組んだ。」これも立派にできていることです。
実際にやったことですからね。
2、もう少しできたところはどこか?
2つ目は「もう少しできたところはどこか?」です。
自分でできなかったと思っているところや足りないと思っているところを聞いていきます。
ここで注意しないといけないのは、「こちらから指摘・アドバイスするのではなく、まずは子どもの意見を聞く」ということです。
どういうところがもっとできたらよかったか。
また、なぜそう思ったのか。
これをできるだけ詳しく聞いていきます。
3、次どうしていきたいか?
3つ目は「次にどうしていきたいか?」です。
次するとしたら何をしていきたいか。
また、もう一度やり直すとしたら何をするか。
詳しく聞いていきます。
また、その時にそれをするとどうなりそうかも一緒に聞いて、子どもと一緒に予測を立てていきます。
子どもによって質問の順番を変える
3つの質問を紹介しましたが、1つ目と2つ目は子どもによって順番を変えます。
例えば、自分に自信がなくてできていないところばっかりに目がいってしまう子だと、1つ目の質問をいきなりしても「いいところなんてないよ。」となってしまいます。
そんな時は、まずできていなかったところを聞きます。
そうして、心の中で思っているモヤモヤを吐き出させてあげることで視野を広げてもらうことができます。
そして、「こんなこともできてたんじゃない?」と提案してみるのです。
そうすると、「たしかにできてたと思う。あーあとは、、、」とできているところが見つけやすくなります。
いかがでしたでしょうか。
また何かの参考になれば嬉しいです。
実際にどうやって声をかけていくのかについては明日に声かけセミナーをするのでそちらにご参加いただければと思います。
今回は無料で参加できます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
声かけセミナー。