9割の人が間違っている読解の勉強法。読解問題ばかりでは読解力は上がりません。
こんにちは、泰嘉です!
今回は国語の勉強法についてです。
9割の人が間違っている読解の勉強法についてです。
1年を通して、国語の勉強について相談を受けます。
「問題集を解かせているのですが全然成績が上がりません。」
「読解問題を解いても全然できなくて・・・。やっぱりセンスなんですかね。」
そういったことで悩んでいる親御さんや生徒さんがよく陥っている問題があります。
読解問題ばかり解いている
それは、「読解問題ばかり解いている」ということです。
「えっ、ダメなんですか?」
そんな声が聞こえてきそうですが、何も読解問題を解くことが悪いわけではありませんがほとんどの人はその使い方やタイミングを間違えているのです。
読解問題はいわば練習試合
基礎的な練習が含まれている問題集は別として、ごく一般的に使われている塾や市販で売られている読解の問題集というのは、いわゆる「実践」です。
例えば、野球やサッカーでいうと、「ルールも何も知らない分からない状態で練習試合に出るようなもの」です。
車の運転でいうと、「車の運転をしたことがない人がいきなり高速道路や路上で運転の練習をするようなもの」です。
普通に危険ですよね笑
しかし、実践形式の読解問題ばかりやるということはこういうことになります。
「練習試合ばっかりやってるんですけど上達しません。」
当たり前といえば当たり前なんですよね。
しかし、読解で伸び悩んでいる人のほとんどがこの勉強法をやってしまっています。
場合によっては、塾や学校でもこの練習方法でなんとか乗り切らせようとしているところも多いです。あまりにも子どもがかわいそうだなと思います。
実践の前に必ず「基礎」がある
なんでもそうですが、実践の前には必ず「基礎」があります。
例えば、部活に入ってもいきなり練習試合には出させてもらえませんし、ひたすら練習試合ばかりはしません。
サッカーであればシュートやパスなどの練習、野球であればランニングや素振りなど基礎練習をします。
車の運転でも、いきなり高速道路で運転はしませんし、路上でも運転しません。
まずは座学であったり、自動車学校内で20キロ、30キロのスピードで練習しながら基礎を学びます。
実は読解も同じで、実践形式の読解問題をやるのではなく、その前に基礎練習が必要になります。
では読解の基礎とは何なのか?
それについては18日のセミナーでお話していきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
セミナーはこちらです。