筋トレから学ぶ。国語の成績を上げるために大切なこと。この方法で成績を上げます。
以下は以前に息子が書いた内容に私が貸して執筆しています。前回、私がジムに通い始めた話をさせていただきました(笑)
前回の内容は以下です。
国語の成績も意識するかどうか?
そこでトレーナーさんから回数ではなく、どこの筋肉を使っているのかを意識することが大切だということを教えてもらいました。
実は国語の成績が上がる子上がらない子の違いも「そこ」でした。私の塾では国語の指導として論理エンジンの通信講座をしています。
論理エンジンとは、東進ハイスクールの超人気講師出口汪先生が開発した国語の解き方を学ぶ問題集シリーズです。
その指導の中でも、同じテキストを使って同じ量をやっているのに成績が上がる子と上がらない子がいます。
その違いが
「身につける意識があるか」
「ただやるだけか」
ということです。
成績の上がる子vs成績の上がらない子
論理エンジンをやっていて国語の成績が上がる子というのは、身につける意識を持って取り組んでいる子が多いです。
例えば、問題で正解していても自分で納得できなかったり、あいまいだったりしたところは質問してきたりします。
また、問題で答えが合うか合わないかよりもどうやって解いたかを学ぼうとします。
実際に「東大」や「京大」を目指す子は以下のように解答欄外に書いています。
反対に、成績が上がらない子はただやるだけで終わってしまいます。問題が正解か不正解だけをみてささっと解説をみて直して提出します。当然質問や疑問も出てきません。
このように意識が違うと解き方も違います。解き方が違うと身につくスピードも違います。そして、身につくスピードが違うと成績の上がり方も違うということです。
身につける意識は、はじめは無意識にはできませんので自分で意識的にする必要があります。そのためにも、私の塾では、一番はじめにビデオレターといった形でお子さんに向けた動画をお送りしています。
が、その内容が今回の「成績が上がる子vs上がらない子」の話です。このようにジムでのトレーニングのように国語の勉強でも「何の勉強をしているのか」どんな解き方なのかを考え、身につけようと意識することが大切です。また、これは国語だけでなく他の教科でも同じことが言えます。
ポイントになるのは質問
では普段の指導ではどうして意識させるのか?と言うとポイントになるのは「質問すること」です。例えば、答えが正解であったとしても「どう解いたの?」「なぜそうなるの?」とその解き方のプロセスを聞くのです。
正解だからオッケー、不正解だからダメというわけではなく、解き方が合ってるかどうかです。例えば、論理的に届いていないと正解であったとしても、それがどうして正解になったりか、わからないのです。
そして、大切なのは再現性です。一度解いた問題を再度解いたときに同じ解き方でも解けるようにしないと意味がないので、正しい解き方を指導して、それが身につくまでやっていくのです。