成績が上がらない子の特徴。その原因と対策について書いています。伸びるためにやること。
以前にも書きましたが、長い時間勉強しているのに成績が上がらない子の特徴としてはこんなことがあります。
そして、その解決法について書いています。
勉強を作業にしている
勉強というの意識してやることによって初めて成績が上がります。ダラダラとやったしても成果は上がりません。
それは何回やってもです。わかりやすい例と言うと通勤や通学道路途中の話です。
通学するときに同じ道を何度と通っています。
ですが意識していないとその途中にあるものでも覚えていません。例えば「16件目になんという家ですか?」と聞かれてもすぐに答えられないと思います。
それは意識しているか、いないかの違いですね。無意識のうちに年間300回も同じ道を通ったとしても覚えていないのです。
ですが「16件目はどんなの家ですか?」という風に聞かれると意識するのですぐに覚えられます。それと同様に勉強というのは何となくやっている作業にしてはいけないのです。
何度も書くという弊害
覚えるのに「何度も書きなさい」というのは昔からよく言われることです。全てを否定するわけでもないです。確かに一定の効果はあります。
ですが、何度も書いても効果がないこともあります。それはなぜかというと、書くということが目的であって、覚えるということが目的になってないかです。
つまり、意識してやってないからですね。成果を意識しないでやっている勉強というのは作業になるのです。だから同じ文字を何度も書いても意味はないのです。
成果を上げるには成果を仕組みというのを考えないといけません 。
勉強を作業にしないといういくつかの仕組み
そのいくつかの仕組みを紹介をしていきましょう。仕組みの基本は「インプット」したら、すぐに「アウトプットする」という流れです。
情報を頭に入れたらすぐに、何らかの形て身についたどうかを確認していきましょう。そうしないと本当に身についたのかわかりません。その流れをやっていきましょう。
1.説明させる
学んだことに対して本当に理解したかどうかを説明させると効果的です。これは実際に家庭教師をやっていたときによく使った方法です。
逆家庭教師として子どもに説明してもらうのです。人の説明を聞くというのはあくまでも受け身になっています。
ですが、自分が説明するとなると主体的になります。他人に伝える場合は自分自身がまずは理解しないと説明ができません。
だから説明させるのです。塾でもそうでしたが、私が2人の生徒が同じ問題の質問に来たら2人とも同じ内容を説明することもあります。
が、違った方法で説明することもあります。それは1人に説明をします。そして、その説明を受けた生徒が、もう1人の生徒に説明をするのです。
もちろん、私もサブでついて、間違った説明があれば補足します。そうすると、説明を聞いた生徒は定着するのです。そうやって勉強させるわけですね。
2.テストをする
よくあるのが授業を聞いたり、問題を解いたりした後にテストするというものです。
これもアウトプットのひとつです。勉強は常に成果を意識してやらないとと身につきません。その意識させるためにするのがテストするということです。
覚えないといけないと決めるとすぐに覚えます。だから、授業の前に「このとすぐにテストをする」と伝えるわけです。
テストというのには確認と意味がありますが、本を読んだり、授業を聞いたりするその後に「必ずテストをする」と決めるだけで意識付けるのに効果的なのです
3.質問する
質問するというのは実はテストと同じなのですが、よりテストより簡単です。音読した後に、「主人公は誰だったの?」という質問します。
そうすると読み直します。意識して読んでいる子は主人公をすぐに答えられます。
が答えられない子も多いです。あるいは問題文を読むときに「この文章で書かれてるテーマは何?」とか、「筆者の言いたいことは何?」というふうに質問するわけです。
そうするとそのときは各自に考えます。次に「同じように質問をする」と言ってから本文を読ませるとそれを意識して読むわけです。
こんな形でやっていくと意識して勉強することは可能です是非とも参考にしてください。