子どもが問題が解けないのでイライラする。そして、当たり散らす。これは大人でもあります。
子どものイライラについてどうやっているのかについてです。
勉強をイライラしてしまう
勉強をしていると「イライラする」ということがありますよね。
子どもによっても問題が思うように解けないとき、それぞれいろいろな反応をします。
じっくり観察しているとすごく面白いです。例えば、
「イライラし怒り出す子」
「粘る子」
「あきらめる子」
「方法を変えて試行錯誤する子」
「親や周りの人に当たり散らす子」
本当にいろいろです。ただ、
「その対応によってその子の成績が決まる」
のが現実です。「できないとときの対応が前向きにできる子」は成績が上がってきます。
その逆の「できないことで怒って人のせいにする」その子はいつまでたっても成績は伸びません。
そして、
「つらいときでも、苦しいときでも前に進めるように寄り添う」
ことが塾としては大変なんですね。ここで簡単に
「手助けをしてしまうと困難を乗り越えられない大人」
になってしまうのです。ですが、
「苦しいときに乗り越えられる」
ようにサポートして、こういう経験を重ねていくと大人になってもその経験を生かして、仕事でも困難を乗り越えていきます。
これは「大人」でも同じです。
こんな偉そうなことを言っていますが、実は私もインターネットで仕事をしたとき「うまくいかないとき」は人に八つ当たりしていました(笑)。
家内や子どももかわいそう・・。勉強をやっていたときは「独学」でしたから、問題が解けないので「イライラ」はしましたが、だからと言って相手に当たり散らすことはありませんでした。
ですが、インターネットでビジネスをスタートしてから、最初の頃は全くうまくいかないことが多かったので人によく当たっていました。
今でこそ安定して生徒さんが入ってくれていますが、それまではいろいろなことに手を出して失敗ばかりしていました。
そして、「何かやる」→「失敗」を繰り返していました。そして、「怒ってばかり」です。また、何度も失敗したので「独学では無理だ」ということで誰かに教えてもらうおうと。
今度は「インターネット塾」で「インターネットで集客する方法」を学んできました。一杯お金を払って。
そして、ここでも
「入塾」→「失敗」
「入塾」→「失敗」
を繰り返していました。
今はわかりますが、当時は「問題は自分自身にあった」ことに気づかなかったんですね。
それに気づいたのは「他の人の様子を観察したから」です。
いろいろ勉強会に参加してくると最初の頃の私のようにみんな同じ行動をするのです。しかも「ある一定の傾向」です。みんな同じなんですね。
ですが、それを乗り越えていく人と乗り越えられない人がいるのです。(勉強も仕事も同じです)
逆に最初に何でも簡単に行くと「つぶれやすい」のです。他の人を見るとこんなパターンです。
インターネットのビジネス塾に参加のときの心情の変化
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【入塾時】
「これを最後だと思って死ぬ気でがんばります」
(すごい鼻息の荒いコメント)
【途中】
「中々進みません。どうしてでしょう私ではやっぱり無理でしょうか・・」
(何かうまくいかなくなるとすぐに挫折)
【最後】
「塾がおかしい。ヽ(`Д´)ノプンプン」
(最後は人のせいにする)
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こんな感じで「子どもと同じパターン」です。これは若い人だけではありません。40代から60代のいい大人がです。
塾で指導していて成績の上がらない子のパターンそのものです。
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【最初】
「がんばる」
【勉強途中】
「やっぱりできない」
【最後】
「先生が悪い」「問題が悪い」
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この流れです。勉強で「難問」にあたってもぜひとも「自分で乗り越える力をつける」のがその子のためになっていくのです。
成績が伸びないときは少し離れて「伸びていない人」を逆に観察してみてください。その中に
「自分が伸びない原因」
が隠されています。