父親に殴られました。1度だけ殴られたその理由は・・・。
こんにちは、やすです!
今回はテストが返ってきた時にどう関わるかについてです。
保護者からの相談
今ちょうど私の指導している生徒でもテストも終わり、結果が返ってきています。
毎回テストが返ってくると親御さんの相談が増えます。
「前の学年より成績が下がっている。」
「受験生なのに全然やる気が見られない。」
「テスト直前まで全然勉強していなかった。」
などなど。
伝え方や状況も人によって違いますが、大体だいたい内容は同じことが多いです。
「どうしたらうちの子がやる気になるか?勉強するようになるか?」
「勉強しなくてガミガミ言っちゃう。でもどうすればいいか分からない。」
大体この2つがほとんどです。
この2つについて僕の中で答えは決まっていて、それは
「『その勉強は、一体誰の勉強か?』考えてみる。」
ということです。
「いやうちの子の勉強に決まってる。」
と思うかもしれません。たしかに正しいです。
問題は、「本当にそうなっているか」ということです。
父親に殴られた話
実は28年間生きてきて人生で1度だけ父親に殴られたことがあります。
殴られた経緯は、本当にたわいもないことがきっかけです。
小学生の頃、学校に行くのに朝寝坊してしまい、つい母に
「なんで起こしてくれなかったん!?」
と怒り散らしました。
すると、父に正座させられいきなり平手で頬を殴られました。
怒ることはあったんですが、まさか殴られると思っていなかったので本当に衝撃だったのを今でも覚えています。
しかも、そのまま歩いて1人で登校させられるし、学校に行ってからも担任にも怒られるしで当時の自分からすると、
「最悪や。ほんまムカつくわ。」
「なんやねん、自分も起こしてもらってるやん。殴らんでもええやんけ。」
とかそういうことばかり思っていました。
でも、その中でも
「自分の問題なのに人に当たるのはやっぱりおかしかったな。」
と反省する気持ちもありました。
母親がよく言う口癖
母親の口癖が、「文句があるなら自分でしなさい。」でした。
ご飯や洗濯、家事全般、あとは送り迎えなどは全部母がしてくれていたので、「感謝しろとは言わないが、それらに文句があるなら自分でしなさい」というのを毎日ペースで言われていました。
ご飯の味付けが気に入らないなら自分でご飯を作る
洗濯物を出し忘れたなら自分で洗濯する
その口癖もあって、今でも自分でするということが染み付いている気がします。
やってもらって感謝することはあれど、文句をいうことはなくなりました。
2つの事例でわかったこと
この2つの話で僕が大切にしていることは、
「その子のことはその子の問題である。」
ということです。
学校に寝坊したらその子の問題
悪い成績を取ればその子の問題
勉強をしないのもその子の問題
です。
ここの前提が崩れてしまうと、いつまで経っても子どもは自分で自身の問題だと思わずに、誰かのせいにしてしまいます。
まるで小学校の私のように・・・・・・。
生徒のやる気を育てる上でも親御さんの悩みを解決する上でもここは本当に重要になりますので、まずは
「そもそもこれは誰の問題だっけ?」
というのを考えてみたり、あるいはお子さんと話し合ってみたりするのもありかなと思います。
誰の問題か分かった上で
「じゃあ親としてどうか関わればいいの?」
という話についてはセミナーで話をしますのでぜひご参加いただければと思います。
何かの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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