「勉強しなさい!」という親VSほっておく親。指導のプロはこう考える。
こんにちは、やすです!
今回は前回の続きで「子どもが勉強しないときはこう考える。」です。
前回は子どもが勉強しないとき、アドラー心理学的にはどう考えるかについて書かせていただきました。
前回の記事は以下から
↓
今回は親御さんが苦労している点とできることについてです。
「勉強しなさい」というとどうなるか?
前回の記事で「課題の分離」という話をしました。
本人の課題は自分自身の課題なので、当事者に任せること。
例えば、勉強であればお子さんの勉強はお子さんの問題なので本来は周りがどうできるわけではありませんし、本人に任せる必要があります。
仮に周り、例えば親御さんや先生が「勉強しなさい!」と指摘し、子どもの課題に踏み込むとどうなるか?
「勉強のやる気がますますなくなる」
「人のせいにして喧嘩する」
大体この2パターンです笑
1つ目については塾や学校の先生など教育のプロであってもついつい起きてしまう現象です。
「こっちは一生懸命に指導しているのに生徒のやる気がイマイチ」
こうなってしまう原因の1つとして、「指導者側が生徒を引っ張りすぎている」というのがあります。
ほっておくとどうなるか?
ではほっておくとどうなるでしょうか?
基本的には今のままかもしれませんし、勉強するようになるかもしれません。
反対に勉強しなくなるかもしれません。
ほとんどの方はもしかすると、この「勉強しなくなる」を心配されているかもしれません。
では、親御さんが世話を焼いてもあまりうまく行かないし、ほっておいてもうまく行かない場合はどうすればいいでしょうか。
基本的なあり方
ここで大切なことは、「勉強が子ども自身の問題であることは変わらない」ということです。
なので、先生や親御さんは基本的にはサポートしかできないです。
また、成績が上がる、上がってくる子の親御さんの特徴も実はこの「私たちはサポートしかできない。」ということを理解されている親御さんです。
では、サポートとは何か?
基本的には、「支援できる準備と声かけ」だとぼくは考えています。
支援できる準備とは、子どもが勉強したくなった時にできる限り助けてあげられる状態にしているということを指します。
(これは各ご家庭によって個人差があります。)
また、声かけとは、子どもをやる気を引き出したり、前向きになるような声かけのことですがそれにはコツがあります。
このコツについてはまた次回書いていきたいと思います。
何かの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!