「ここだ!」という子育てのポイント。それはまずは子どものことを理解しようとすること。
昨日に書いた子育てのポイントという話をしていきたいと思います。
子育ては必ずポイントがあるということ
子育てをやっていると
「あぁ、ここはこういう風なことをすればいいよな」
ということがあります。うまくいっている家庭というのはそれが自然ができています。逆にうまくいっていない人はそれが自然にできていません。
相談を受けると自分の気持ちを優先して、「何かと自分の思うように子どもを動かしたい」と気持ちを優先しすぎると何もうまくいきません。
まずは、子どもの気持ちです。これは子どものいいなりになるというわけではありません。
例えばこれは学校の先生を見るとよくわかります。学校の先生にも「好かれる先生」と「嫌われる先生」がいます。
好かれる先生というのは単に優しいのではなく、厳しい先生でも好かれる先生がいます。
その最も大きな理由は「相手のことを理解しよう」という姿勢です。もちろん、すべてを理解できないですが、理解できるよう努力するのです。
あなたはこんなとき、どんな返事をしますか?
実際にあった話です。2人兄弟で下の子さんが生まれつきの障がいがありました。
当然ですが、その下のお子さんに対してお母さんはかかりっきりになります。
どちらかと言うとお兄ちゃんの方はほったらかしになっていたのかもしれません。
お兄ちゃんはそのことは理解してるものの、本人は孤独を感じています。
そして、お兄ちゃんが大きくなったときお母さんが進路のことで口を出してきました。
そのときこんなことを言ったのです。
「なんで今更僕の進路のことで口を出すんだ。今まで弟のことばっかり気にかけていたのに。
散々僕のことをほっておいたのに今になってそんなこと言うな」
と。あなたならどんな返事をするでしょうか?実はこのときの母親の答え方によって子どもが変わったかもしれません。
実際に私がそのセリフを聞いたときに「あー、ダメだ」と思ったことがあります。それはこんなことです。
「今更そんなことを言われたって仕方がないじゃない。あなたも状況はわかっているでしょ」
と。これは実際にそのお母さんが言ったセリフです。残念ながらその子の心はお母さんには戻りません。
前回書いた話と同じです。ではどう言えば良かったのか?
おそらくこれは子どもはどうにかしてほしいというわけではなかったのです。
それは子ども自身がどんなに寂しかったのかいうことを理解してほしかっただけなのです。
ただその言葉を聞くと子どもは納得できるわけです。もしこういう風に言ってくれたらとうでしょうか?
「そんなに。ごめんなさいね。今までほっておいて。本当につらかったでしょうに。
本当にごめんなさい何とかしてあげれば良かったんだけど」
たったそれだけのセリフなのです。なんでこんなことがわかるのかと言うと私がその兄の立場と同じだったからです。
私の家もそうでした。私の兄は生まれつき体が弱かったのでやはり母親の愛情というのは兄にいきます。
「孤独でなかった」というとウソになります。ずっとその孤独感を持ったままずっと成長していき、自分の生き方にも影響を与えています。
実際に今でもその寂しかった感じを引きずっていたからです。もちろん大人ですから私も母親の立場だったら同じだというのわかります。
ただ自分としては自分の孤独を理解してほしかったんだと思います。
子育てで大切なのは相手を理解するということ
日本を震撼させた「オウム真理教」に参加した信者に高学歴だったことが騒がれていました。またカルト集団に若者が心頭していくことがあります。
それに共通しているのは「自分は理解されない。理解してくれているのはその人だけ」と思うからです。
ですが、その逆だったらどうでしょうか?昨日の吉野先生が背広を燃やした話もそうでした。このとき怒らなかったお母さん。なぜそんなことをするのか必ず子どもに何か理由があるはずです。
それを理解しようとしていたのです。やったことが悪かったとしても、その理由をまず理解してあげることです。吉野先生のお母さんが何も言わなかったから今の吉野先生があったのだと思います。
理解した上で教育的指導を入れるというのが本来の姿です。
吉野先生から学ぶ子育て。
まだ吉野先生の素晴らしいセミナーを聞いてない方はぜひとも見てくださいね。
中身は私が見たので太鼓判を押せます。実際はセミナーをもっと早く紹介したかったのです。
が、自分が見てないものを紹介することがしづらかったので今回やっと紹介してます。
吉野先生のセミナーは昨日終わりましたですがアーカイブで動画を見せてくれるそうです。
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何日かすると動画の URL が送られてくるのでぜひそれを見てください。
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