うまくいった子育て。うまくいかなかった子育ての話。子育ての答え合わせは実はこんなところにあったのです。
昨日吉野先生のセミナーでした。パワーポイントも何もなしで、話だけで相手を魅了する力。
さすがに人気予備校講師だけあったと思います。
子育てがうまくいったかどうかわかる方法
実は行き過ぎた子育てが結局は全てを台無しにするということを知っています。
それそんなことわかるかと言うと実際にそれを見てきたからです。私の子育ては
「うまくいったのか?いかなかったのか?」
それがわかるときというのはどこでしょうか?実はそれがわかるのは自分が死ぬときなのです。実際にあった事例の話をしましょう。
電話で怒る社長
家を兄は私が41歳のときにガンで亡くなっています。そのときに3つの病院にかかりました。1つは地元の病院です。
そして、もう1つは大学病院。最後に緩和ケア病棟です。その3つの病院で面白いことがありました。
1つ目の病院での話です。確か相部屋だとは思ったのですが、兄が入院したとき、私は毎日見舞いに行きました。
その中で同室のある社長が電話をしていたのです。相手に向かって何か怒っていたのです。何を怒っていたのか?こんな内容でした。
「なんで誰も見舞いに来ないんだ」
「××を持ってきてくれ」
そんな内容だったと思います。私の兄は決して収入が多かったり、何か成功したりとかいうことはありませんでした。
職場を転々としたので収入はよくありません。ですが少なくとも私の母と私。そして、父は見舞いに行きました。
親戚の人には病状を伏せていたのですが、知ったとたんに親戚は見舞いに来たのです。
私と母に至っては毎日です。ですがその社長は見舞いに来ないと怒っているわけです。
緩和ケア病棟での話
県庁で役職までついた人の話です私の兄も亡くなる1か月前から緩和ケア病棟に行きました。
緩和ケア病棟とはガンが治らないなら、できるだけ痛みを少なしようするものです。
後は死を待つだけなのですが、その中にも色々な方が来ます。結局浮気をして離婚して、1人でいる人。
あるいは家族が何度も見舞いに来る人。その中に県庁で役職まで行った人がいました。
最初の頃はびっくりしました。看護師の呼び出しベルを頻繁に鳴らしていました。
呼び出しのベルが鳴ると看護師さんが走っていくわけです。それが毎回続くわけです。
不思議なことにそこに家族はいません。話では家族は誰1人も見舞いに来ないわけです。
奥さんもいます。子どもをいます。ですが誰も見に来ないわけです
その人の生き方がわかるのは実はその人が調子の良いときではありません。
本当の意味でその人が調子が悪くなったとき、その人が生き方が試されるのです。
実は年配の方と話をしていると「子ども家に寄りつかない」という嘆きを聞くところもあります。
親がいくら連絡しても返ってこない。もちろん色々理由があるのですが、子どもは全然自分のことを見ないわけです。
そして嘆くのです。
「私は子育てを間違っていた」
と。
昨日のセミナーでショッキングなことがありました
それは吉野先生のお母さんが子どもを成人式のために15万円もする背広を用意しました。
それをビリビリ引き裂いて燃やしてしまう話です。吉野先生の家は裕福ではありません。
お母さんがパートで働いたお金を吉野先生がそうしてしまったわけです。
ここでお母さんはそれを知っていたけれども何も言わなかったのです。
実はこの話を聞いたときに「お母さんが偉いなぁ」と思うと同時にこのお母さんだからこそ吉野先生はヤンキーの世界から元に戻ってきたのかなと思いました。
このとき
「なんでこんなことをするのよ。お母さんはせっかく働いて買ったのに」
と怒ってケンカをしていたします。2週間後の受験に失敗してたのかも知れません。
ですがお母さんをじっと見守っていたわけです。おそらくですが、お母さんはそれをするだけの理由が本人にあると思ったからだと思います
ちょっと対応が子どもを変える
実際にお母さんの話を聞いてると
「あー、それをよく待つよな」
という対応してるときがあります。それが先ほどの吉野先生のお母さんがされた対応です。
通常、失敗する子育てというのはそのときやっぱり余計なことを言うのです。
見守るというのは子どもが辛いときにも親も我慢して見守るのです。本人もつらいですがそれ見てる本人も辛いのです。
それができるかどうかが試されます。実はそこが子育てのツボなのです。
吉野先生の動画は期間限定で見ることができます
吉野先生のセミナーは昨日終わりましたですがアーカイブで動画を見せてくれるそうです。
そのセミナーは期間限定なので登録を今すぐお勧めします。
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