字が汚いと指摘しない理由。それよりも重要な国語成績アップのコツ。
こんにちは、泰嘉です!
今回のテーマは「国語成績アップのコツ」についてです。
お母さんの愚痴
添削指導やネット授業をしていると、体験した、あるいは入会したての親御さんから、
「うちの子が次が汚くてすみません。」
「次はもっと丁寧に書かせますので・・・。」
とお話いただくことがあります。
しかし、ぼく自身指導している時に字の汚さ、綺麗さについて全く気にしたことがありません。
それよりも重要な成績アップのコツがあるからです。
ぼくも字が汚い
国語を指導しているのですが、実はぼくも字が汚いです笑
どれぐらい汚いかというと、周りから、
「なんて書いているか全く読めない。」
「暗号?」
「せめて丁寧に書こうね。」
などなどたくさん言われてきました笑
だから、「字が汚い」と言われるとどういう気持ちになるのかよく分かります。
成績を上げるための3つの関わり
国語を指導している時に気をつけているのが、「成績を上げるための3つの関わり」、
①なぜを考えてもらうこと
②ハードルをあげないこと
③できているところに目を向けること
です。
その中でもこの2つ目「ハードルをあげないこと」はとても重要になります。
2つのハードル
このハードルには2つのハードルがあります。
「物理的ハードル」と「精神的ハードル」です。
物理的ハードルとは、例えば勉強するのに宿題が多いとか、問題が難しいとか、塾が遠いとか、状況からハードルを感じるというものです。
精神的ハードルとは、国語が嫌いとか、復習があまり好きじゃないとか、主に感情からくるハードルです。
指導する時、特に勢いがついていない時はこの2つのハードルをできるだけ下げるように心がけています。
例えば、問題レベルは少し簡単なものからスタートさせるとか、宿題の量を最初は少なめにするとかですね。
そうすることで、「自分って意外とできるかも?」と思ってもらうことが狙いです。
字が汚いと指摘しない理由
さらに精神的なハードルの部分でも工夫があります。
例えば、字が汚い子に対しては最初から字が汚いと指摘しないことです。
極論かもしれませんが、言ってしまえば字が汚くても国語の勉強は続けることができますし、成績は上がっていきます。
どちらかというと、大切なことは、「まず国語の勉強を正しいやり方で続けること」、「解き方を身につけること」、この2つです。
もし、字が汚いと指摘することで、勉強のやる気が下がったり、課題をやるハードルが上がったりするようならそれこそ本末転倒です。
こういった理由から、まずはなるべくハードルを下げて小さく続けることを最初の目標にして指導しています。
では、いつ指摘するか?
では、いつ指摘すればいいでしょうか?
これはお子さんによってタイミングも全然異なりますが、タイミングとしては、「国語に対して前向きになってきた」、「もっとできるようになりたい」という風になってきた時です。
まず、今までよりも勉強できていることが素晴らしいと応援してあげることであとは自分からどんどん進められるようになっていきます。
いかがでしたでしょうか?
何かの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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