理解が深まると成績は上がります。やる気ではなく子どもが理解するためにどうするのか?
子どもの成績が上がったり、勉強をするようになったりするのは「やる気の問題」ではなく、「理解の問題」です。
ずっと面談が続いています
今週一週間はほとんど面談の日でした。今日も面談だけで2件です。夜にもう2件入っています。
電話で1件。その間にも相談しながらです。何でこれだけやっているのかと言うと相手に理解してもらうためです。
どうやって理解してもらうのかということをやっているのです。
理解と言うとよく子どもが言うのは
「わかった。わかった。わかったから」
と。ですが、実はこれは本当はわかっていません。というのも「わかった」と言うのにであれば行動が変わるからです。
その変わっていないのは本当の意味で理解していないからです。簡単に言うと自分の中で腑に落ちてないからです。
理解してもらうにはどうするのか?
理解を深めてもらうには方法は2つです。1つは接触する回数を増やすこと。
私が成績を上げるときには子どもとの接触時間が多くなっていました。勉強する時間が増えるのもそうですが、「これだけ勉強しないと成績は上がらない」と理解するからです。
そして、もう1つがアプローチ方法をいろんな形で変えていくことです。「勉強しなさい」と何度も言っても聞かない子が、成績優秀な子の家に行きその子の姿を見ます。
そうすると成績を維持するためにやっていることを知ります。
ずっとやっていると本人が
「そうか。そうだったのか」
と気づくときは必ずあります。そのため時間をかけて接触回数を増やしてアプローチを変えていくのです。
とある日突然変わります。というのは同じ本人であったも時期によって変わるからです
私の子育ての話をすると小学生や中学生のお母さんはわからないときがあります。
ですが、子どもが高校生になったり、大学生になったりしたときに言うのがこんなことです。
「先生の言ってたことはこういうことだったんですよね」
と。だから自分自身がその立場に関わると理解できなかったことも理解できるようになるのです。
それにはどういうことが必要なのか?
実は経験なんですね。以前に話したかもしれませんが、パソコンスクールを以前やっていました。
初心者向けで私も専門家ではないですが、簡単なことを指導してました。
その中で若い従業員と年配の経営者が指導します。そのときに本当に活用できるのが若い子ではありません。
それよりも経営者だったのです。パソコンの理解は若い人の方がはやいです。
ですが、身につけたのは経営者なのです。というのはパソコンスクールに学びに来る経営したというのは自分自身で何とかしようと自分自身で経験しています。
パソコンの操作に悪戦苦闘しながら苦労してうまくいかなくてそれでようやくパソコンスクールに来るわけです。
するともらったときの感動は全く別格です。「そうだったのか」と腑に落ちるわけです。
チャンスの機会とアプローチ方法を変える
理解してもらうには、何度もその子に接していく必要があります。さらに、やり方もいろいろ変えていくのです。
そうすると理解するとき、気づくときがあります。
直前セミナー
中学受験にはどんなことをやったらいいのか?そんなセミナーをやっています。
声のかけ方セミナー |