こんにちは、泰嘉です！
今回のテーマは、「勉強ができない子」についてです。

最近寒くなり、ついに衣替えをしました。
毎日、1日2、3回洗濯機を回しています笑
こんな私も一人暮らしをしてもうだいぶ長いですが、当然家事も自分でやります。
食事・洗濯・掃除などなど・・・・・・。

その時ふと思ったことを今回は書いていきたいと思います。

実際にやることで気づくこと

ぼくが学生の時、恥ずかしながら「お手伝い」はほとんどやりませんでした。
父親も仕事をしていたので、家事をするのほとんど母親です。

一人暮らしをしていると、食器を洗ったり、掃除をしたりと家事の大変さを毎日感じます。

母親の場合は、一人分で終わりませんから二人、三人分とこれを毎日です。
一人暮らしだと、洗濯機を回すのも週に二、三回ですが、家族だと毎日やることになります。

ただし、この大変さは実際にやらないと分からないものです。
ほとんどお手伝いをしたことがなかった私は、当時、家事の大変さは全然理解できていませんでした。

父親は一日中仕事をしているので、なんとなく大変さは子どもながらに理解していました。

しかし、実は母親も父親と同じように「家事」という立派な仕事を毎日やってくれていたんですね。

「家事」を月収で計算すると「約４０万円」

「家事」を月収で計算すると「約４０万円」だと言われています。
これは、サラリーマンの平均年収ぐらいです。

しかし、世の中ではまだまだ「家事」の位置付けが低いのではないかと思います。
（もちろん、私もえらそうなことを言える立場ではないですが・・・・・・）

どうしても

「仕事をしている方がえらい！」
「誰のかせぎで飯が食えているんだ！」

というような風潮がまだまだあるように思えます。

そうした人のほとんどは、実は

「家事の大変さを知らない」
「家事をしたことがない」

言いかえると、「家事の大変さ」を理解できていない気がします。

「経験したこと」しか「正しく理解できない」

これは勉強でもいえます。
例えば、勉強ができる子はどれだけ勉強する必要があるのかを知っています。

「９０点以上点数を取るためには、学校のワークを３回解いて、塾のプリントを２回やって、それから・・・・・・。」

というふうに「これぐらいやれば点数が取れる。」ということを経験から知っています。

知っているので、自分の能力をしっかりとみきわめながら練習していけます。
そして、毎回のテストでいい点数を続けて取ることができます。

反対に、勉強ができない子は

「自分はこれぐらいやれば◯点が取れるだろう」

と勉強をしますが、実際の点数は◯点よりずいぶん下・・・・・・。
これは、点数を取るために自分の努力がどれだけ必要か、まだ理解できていないんですね。

さきほどの家事の話と重ねると、

「勉強ができない子」→「点数を取るための経験が足りていない」
「家事は楽だと考える人」→「家事の経験が足りていない」

と考えられます。

大切なことは「小さく、でもガッチリとやってみること」

勉強では、こうした「点数を取るための経験」をつんでもらうために、「小さく、でもしっかりとやってみること」をしてもらいます。

言いかえると、「分野をしぼって、何度も練習する」ということです。

例えば、理科の地震のところだけを学校のワークや塾のワークで3回ぐらいやる。
他にも、プリントなどを使って、地震の分野をこれでもかというぐらいやる。

そうすると、

「あれ？　この問題前にもみたな？」
「この問題前もまちがえたんだよな」

など、その分野での問題の傾向や自分のクセを知ることができます。

また、一分野を何度もやることで、短い時間で

「これぐらいやらないと◯点取れないんだな」

と、振り返りをしながら本来やるべき量に気づいてくれることが多いです。

ぜひ何かの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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