子どもに口を出すVS口を出さない どちらがいいのか?
こんにちは、泰嘉です!
保護者からの相談
夏休みにも入り、親御さんからどのように声かけをすればいいか、いつも以上に相談をもらうようになっています。
「夏休みに入っているのにずっとだらだら過ごしている。でもそれを言うと喧嘩になる。」
「間違いが多いので塾の宿題を見てあげてるけど、どこまで口を出していいか分からない。」
「子どもになんて声をかけたらいいか分からない。」
などなど・・・。
先週もどこまで親が口を出すかの相談だけで4件ですので、やっぱりどの親御さんも迷われているんだなと思います。
今回はそんな「子どもに口を出すVS口を出さない」について書いていきたいと思います。
口を出せば出すほど・・・
面談や相談を受けていく中で、口の出し方を間違えるとある悲しい結末にたどり着きます。
それは、
「親御さんが子どもに口を出せば出すほどまずまず状況が悪くなっていく。」
ということです。
「もっと英語勉強した方がいいんじゃないの?」
「ノートもっと綺麗に書かないと。」
「宿題もっと丁寧に解きなさい。」
よかれと思って声をかけても耳に届いていないのか変わらず。
それだけならいいのですが、喧嘩になったり、ますますやらなくなったり・・・。
これは本当によくある話で、面談や相談をさせてもらっていると経験から大体どうなりそうかも他の親御さんを見ていると分かってきます。
声のかけ方を間違えると99%ぐらいは遅かれ早かれ大体状況が悪くなります。
ここでぼくが1番悲しいと思うのは、「親御さんはこれを望んでない。」ということです。
「やる気をなくそう。」
「英語を嫌いにさせよう。」
「宿題をさせないでおこう。」
こんなこと望んでいる親御さん、僕は今まで出会ったことがありません。
少なくとも僕のところに相談しにきてくれる親御さんは、真剣に子どものことや子どもの将来のことについて悩んでいて愛情もある方ばかりです。
だからこそこの結末が悲しいなと思います。
でも言わないは言わないで・・・
しかし、ここで問題なのが、じゃあほっといておくのかということです。
「うちの子はほっといておいたらますます状況が悪くなる。」
「言わないは言わないでこっちもイライラする。」
「ほっておくととにかく心配。」
こういった相談もよく受けます。その通りだと思います。
基本的には親御さんは言わない方が上手くいきやすいので、以前は「何も言わないでください。」と言っていました。
しかし、正直言うとそれはそれで上手くいかない場合もありました。
「どこまで声をかけたらいいのか?」
「口を出した方がいいの?悪いの?」
僕の中でも判断基準がますます分からなくなりました。
しかし、コーチングを学び、いろんな経験も踏まえて親御さん1人でもできるカンタンな見分け方を見つけました。
では具体的にどういうものを基準にすればいいのか次回詳しく書いていきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。