子育ての上手なお母さんはいます。彼女がやっている子育てはこんな感じでやっています。
子育てで大切なのは「結果」よりも「成長」です。「成長」に注目してみると子育てが楽しくなります。
子育てが上手なお母さん
実際に子育て上手にやっているお母さんというのは、子どもの「結果」よりもその「成長」に目を向けて行っています。
そして、その子どもの小さな変化に注目しているわけです。そうすると少し変わっただけで喜びに変わります。いつも言ってますが、
「腕立て伏せを10回する」
という課題を出たとします。そうすると2回しか出来なかったら、結果は課題をクリアしたことにはなりません。
「ダメでしょう」
となるかもしれません。何日たっても出来ません出来ない事実があるわけです。こんな感じです。
1日目 出来なかった
2日目 出来なかった
3日目 出来なかった
4日目 出来なかった
5日目 出来なかった
6日目 出来なかった
ですが、成長に注目とどうでしょうか?2回だったものが、次には3回に。3回だったものが4回に。
と課題をクリアしていないってことは同じですが、成長が目に見えてきますね。こんな感じです。
1日目 2回
2日目 2回
3日目 3回
4日目 4回
5日目 5回
6日目 6回
この小さな変化に注目するわけです
そうやっていくと子育てが楽しくなっていきます。
添削指導でやっている方法
私の所の添削指導で最初に言うのが
「子どもに小さな変化があればまずはそれをじっくりと観察して下さい。そして本人にフィードバックしてあげて下さい」
という風にお母さんに伝えています。そうすると子どもの微妙な小さな変化に気をつけて見るとようになります。
そして、それを子どもに伝えていくと、子どももうれしくなった成長を感じることができます。そして、その小さな変化が大きくなっていくわけですね。
たとえばこんな質問したとします
「昨日の晩御飯は何ですか?」
【正解】カレー
子どもの解答
「私は野球が好きです」
とまったく的外れの答えです。これでは大きな間違いですよね。結果は×です。
そして、練習していくと次に同じ質問をします。
「昨日の晩御飯は何ですか?」
【正解】カレー
「ラーメンです」
確かに×は×ですが、前回の「私は野球です」というちんぷんかんぷんな答えと違って今回は食べ物という点では一致しています。
こうやって成長しているのがわかるのです。それをどちらも叱っていくと子どもは成長しません。
実際に私の場合は
「おー。間違いは間違いだけれど正解に近づいてるよ」
と本人にフィードバックしてあげるわけです。そうすると自分の成長を感じてさらに勉強するようになるんですね。ここで、
「何をやっているのよ。カレーでしょ」
とやってしまうとやる気を削いでしまうのです。実際にやる気を削いでしまうというお母さんは×だけに注目して、前回の×と比較することはないです。
だからこそ子どもの成長に注目しましょう
子育ての上手なお母さんというのは基本的には子どもの成長に目をやっています。そこがポイントになります。