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入試ではまずは後悔をしないように普段の力を発揮することを目指そう。そこがスタートです。

堀哲嘉

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いよいよ中学受験では明日が入試のところが多いです。そのときの注意事項です。

力を発揮できるのかが最低限気をつけよう

受験で一番後悔が残るというのは力が発揮できなかったというときです。

私は受験のときには「がんばれ」とは言わずに「いつも通り」と言うのはそのためです。

実力以上を出そうと思っても無理がありますが、まずは最低限に持っている力を発揮できるようにしたいところです。

実際に「もっと出来たのに」と思うのと、「どうしても無理だった」というのでは諦めも違います。

だからこそ力をいかに発揮できるのかということを最低限に目標にするわけです。

入試で転記できなくて14点のマイナス。無記入で20点のマイナス

タイトルは私が大学入試にやったことです。一次試験では化学のテストで転記できなくて―14点。そして二次試験では英語で大きな問題を白紙で-20点です。

入試では「これよくできた」というのもあれば、「これはいつねよりできなかった」という問題が出てくるのです。

それでも想定範囲内なのです。普段できないことを入試の日だけできるなるとは思いません。

ただ、気をつけないといけないことは普段の力が発揮できなかったことです。では力の発揮できないときはどんな場合でしょうか?

力が発揮できなかったパターン

力が発揮できなくって一番多かったのが「時間配分の間違い」です。

入試の問題というのは時間との戦いです。いくら問題が解けたとしても時間を超えてしまうと解けなかったと同じになります。

だからできるだけ解ける問題をたくさん解くことがポイントになります。

だからこそ時間配分に気をつけましょう。コツとしては順番に解いて行ったときにどこで切り上げるかです。

入試は受験の年によって難易は上下して変わります。今年の大学受験がそうでしたね。

だから最悪を想定して途中でやめることも必要です。例えば、

目標得点が算数60点のとき

実際の得点40点→不合格
実際の得点50点→逆転合格

の可能性があるわけです。解けそうで解けない問題に時間をかけすぎるとこうなります。

トータルでやるわけですからただ最悪の状況をも見据えて時間配分を考えないといけないです。

焦ってしまって後半の簡単な問題が解けなくなってしまうと他の科目で挽回できるところが出来なくなってしまいます。

だからこそ最悪にならないように時間配分に気をつけないといけません。

受験に満点はいらない

受験はまずは「点数を取れるところを取る」というのが原則です。確実に点数の取れるところをやっていきましょう。

みんなが〇になるところを〇にするところがまずは合格の第一歩です。

実際に入試では国語の漢字で×のある子、算数や数学では最初の計算問題で×の子が不合格となりやすいです。

出来るところを確実にです。受験では普段通りにやってくださいね。受験ではまずは力を発揮させることを望みます。

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