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受験生がうれしかった言葉

堀哲嘉

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前回子どものやる気をそぐ言葉でした。

前回の内容は以下です。

親が子どもの「やる気」をそぐ言葉

今回は子どもが親から言われてうれしかった言葉です。

あなたがうれしかった言葉

親にとって受験生の親ですが、多分その親御さんも受験生の経験があるはずです。

そのときに

「どんなことがうれしかったのか?」

を考えてみるといいかも知れませんね。逆にいうとこんな言葉でやる気がなくなったのも同じです。

私の場合・・・。

私に関していうと

「ほっておいてくれたこと」

が一番だったと思います。基本的に私は言われても、言うことを聞かないですから、親が言うことはうっとうしいだけです。

高校受験のとき

高校入試のときも、受験前に成績がダダ下がりで、担任の先生からも

「堀君、勉強している?」

なんて心配されました。が、親は何も言いませんでした。勉強をしているのはわかっていたから。

当時は夜中の2時まで勉強して、やればやるほど成績が下がるという悪循環。

もちろん、親も受験勉強の経験が少なかったというのもあると思います。

大学受験のとき

大学受験のときも。当時は条件が

「現役で国立大学のみ」

を出されてだけです。塾や予備校にも行かず、家庭教師も雇わずひたすら1人でひたすら勉強をするたけです。

親も「偏差値」もわからなかったので、ただ見守るだけです。

今でいうセンター試験も後半月に迫った正月も1階では大声でカラオケ。

正直、本当にうるさかった(笑)それに、家族の生活も普段通りで気遣われることはありません。

ただ、私にはそれがプレッシャーにならずに済んだと思います。ギリギリなのに、1校のみしか受けませんでしたから。

息子の場合・・

息子のときも「高校受験」「大学受験」と経験しています。が、やり方は正反対です。

高校受験

息子のときの高校受験は結構手伝いました。息子も

「やらされていた」

感があったと思います。本人も志望の高校だったのですが、今から考えるともっとやりようがあったと思います。

そして、大学受験のときは

「任せてもらえて苦しかったけれど、楽しかった」

という言葉を後で聞きました。実際に大学受験では、まったく私はノータッチでした。

結果のイメージは何となくわかっていましたが、あえて口には出しませんでした。

受験生の生の声

実際に聞いたところによるとこんな声が聞こえていきます。

うれしかったこと

「信じてくれたところ」
「『自分のやりたいようにやったらいい』と言ってくれたところ」
「うるさく言われなかったこと」
「いろいろな話を聞いてくれたこと」
「何も言わず毎日お弁当を作ってくれたところ」
「塾に毎日送り迎えしてくれたこと」
「不安なことを言うと『大丈夫。大丈夫』と励ましてくれたところ」

「子どものやる気を引き出した事例集」

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