受験の意義
今年受験第一号が昨日でした。まだ受験は続きますが、受験によっていろいろ学ぶことが大きいですね。
変わっていく生徒・親
受験で一番誰が成長するのかというと、本人もそうですが、一番成長するのは
「親」
ではないかと思います。これは人を使ったことのある立場になるとわかりますが、
「人は思った通りに動いてくれない」
ということを感じます。ほめてもダメ。叱ってもダメです。どうやればいいのか?
特に親子であればなおさらです。実際に受験生の親御さんの中には
「自分が受験する方が何倍も楽」
という言葉さえ聞かれます。それだけ親御さんも子どもの受験が歯がゆい部分があるのでしょうね。
思うようにならないのが子育て
親の思が強くて、自分の考えているような子にしたいと思っているとどこかで子どもとぶつかります。
もちろん、子どもも親と同じ思なら問題はないのですが、それでも親の考えとそっくりであるわけではないです。
だから、中々思うようにはなりません。本当に
「自分が受験した方が何倍も楽」
という言いたくなるのもわかります。それも自分と違うからです。
夫婦で考えてみると
夫婦になって考えてみると、その考えた方の違いにびっくりすると思います。当然喧嘩もするでしょう。ですが、夫婦は大人同士なのでどこで譲り合うことがあります。
これを子どもに置き換えてみればわかりますが、子どもも別の人格と考えてみるのです。
子どもを「1人の人格のある大人」としてとらえるようになると子どもも違ってきます。
当たり前ですか、自分のもののように「自分のいう通り」とやっていると子どもは自立はしにくくなります。
そして、子どもの扱い方によって、子どもの成長も変わってきます。子どもを一人前に扱うと一人前に変わっていきます。
一人前というのは、自分で決定させていき責任も本人に取らせていく・・ということです。自由ということは責任を伴います。
イメージでいうと仕事でいえば「役職」ですね。大人でも「役職」がつくと、その人は成長します。
というのは周りに人も「役職」に合わせて接してきますから。当然、仕事も責任のある仕事が来ます。
結局は・・
大変なことは受験という外圧によってみんな変わらざるを得ないんですね。子どもも本人も。そうやって、成長していきます。
ぜひとも、その経験を次に生かしてもらえたらと思います。受験は大変ですが、それだけの価値はあります。
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