大手進学塾テストの国語で時間が足りない子必見!はじめにやるべき克服法3選(後半)
こんにちは、やすです!今回も「国語の模試について」です。前回国語の時間が足りていない子の解答パターンではじめにやるべき克服法を紹介しました。
前回の記事は以下
↓
今回そのはじめにやるべき克服法残り2つについてです。
まずは見える化
前回もお伝えした通りまずは「見える化」が必要です。
その中でもどの分野でつまづいているかについては各大問ごとで時間を測るという方法が有効です。
では実際に実力があるのか、時間が足りないことが原因なのか、それともただ解けないのかについては次のやり方が効果的です。
時間を測らずに解く
文字通り、時間を測らずに本人の納得いくまで解いてもらうやり方です。
これによって、時間がなかったから解けなかったのか、それとも時間があっても解けなかったのかを「見える化」することができます。
この2つ、「時間があれば解けた」、「時間があっても解けない」には実は大きな差があります。
時間があれば解けた
時間があれば解けたパターンについては、じっくり考えれば解けるのでその解くスピードを上げたり、読み方を指導すればできるようになることが多いです。
こういった子には、正しい解き方の定着とスピードアップのために以前解いた問題にもう一度取り組むことで伸びることがあります。
その際は線を引っ張っていたり接続語にカギカッコをつけたりと読み方や解き方の順番があっているかの確認も合わせてするとより効果的です。
ただし、問題や子どものレベルによっても違うので一度指導のプロに確認してもらった方がいいかも知れません。
時間があっても解けない
これには2パターン、あるいはこの両方の3パターンがあります。
1つ目は、問題が難しすぎる、あるいはその子のレベルがあっていないパターンです。
大手進学塾の模試だと、内容によっては大人が解いても時間がギリギリになるものもあります。
当然子どもが解くことはさらに難しいです。
2つ目は、読み方をしらない、解き方をしらない、感覚で解いているパターンです。
例えば、大手進学塾で国語の問題レベルで急に難しくなるタイミングがあります。
塾によりますが、小3、小5、それから小6の夏以降などです。
それまでは感覚で解いて点数が取れていた子もそれぞれのタイミングで急激にバツが多くなったり偏差値が下がったりします。
感覚でなんとなく読み、感覚でなんとなく解くことをぼくは「さらっと読み、さらっと解き」と呼んでいます。
この「さらっと読み、さらっと解き」の子は、例えばさっきあげた問題が急に難しくなるタイミングで挫折する子が多いです。
「今までできていたのになんで・・・」
子どもも親御さんも急にどうしていいか分からなくなります。
しかし、この場合どちらかというと急にできなくなったというよりも元から読解の基礎が根本的にできていなかった可能性が高いです。
だから、一度基礎に戻って国語の勉強やじっくり考える練習をする思考力を鍛えることが必要です。
それを確認するためにも一度時間をかけずに解いてみるといいですね。
少し学年やレベルを落とした問題でチェックする
3つ目の見える化として、「少し学年やレベルを落とした問題でチェックする」やり方があります。
これは僕もよく使う方法で少し簡単ぐらいの問題で実力を確かめる方法です。
本人の実力に比べて難しい問題だとなかなか何が問題なのか分かりにくいです。
その点、少し簡単ぐらいの問題だと、「あっ、今ちょっと詰まったな。」とか「自信なさそうだったな。」など細かい問題が浮き彫りになりやすいです。
そして、そういったところができていないからこそよりレベルの高い問題が解けないということが起こります。
だからこそお子さんの学年1〜3つ下の読解問題からやるとより弱点が見える化できます。
いかがでしたでしょうか。
何かの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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