国語の時間が足りない!中学受験大手塾模試でつまづく子の解答パターンその2。
こんにちは、やすです!
今回も「国語の模試について」です。
前回今まで指導していてよくある国語の時間が足りていない子の解答パターン2種類のうち1つを紹介しました。
前回の記事はこちら
↓
今回は2つ目を紹介します。
問題の後半が空欄
これが1番よくみるパターンです。
最初から解き始めていって最後の読解問題で時間が足りずに空欄になってしまうといった感じです。
想像できますよね。
ただしこのパターンの中でも注意が必要なことがあります。
何に時間をかけているか
それは「何に時間をかけているか」ということです。
模試では、大問があります。
その大問ごとに漢字や慣用句などの知識問題、小説文問題、説明文問題、場合によっては文法問題などに分かれています。
通常それらと45分や60分などまとまった時間で解きますが時間配分はもちろん自由です。
そして、そこがまさに落とし穴になります。
例えば、知識問題であれば3分で解きたいところを5分で解いてしまっていると2分のロスです。
当然他の大問にその皺寄せがきます。
解答用紙をみる限り解けていないのは最後の大問なので、最後の大問が小説問題だったりすると、「小説問題の解く時間が遅い」と勘違いしてしまうわけです。
ここでの問題は、小説問題の解くスピードではなく、知識問題で時間がかかりすぎていることにあります。
しかし、時間を普段から意識、測っていないとそれになかなか気づけません。
また、大手塾の模試や学校の問題によっては読解問題の小問に漢字やことわざの問題が入っていたりとさらに複雑です。
実際に僕が指導していた生徒さんでも、
「今何で詰まってる?」
「○○の漢字が分からなくて・・・」
とずっと同じ問題で考えてしまっている子を何人もみてきました。
特に、1つのことにこだわってなかなか切り替えられない子は同じ問題でずっと悩んでしまいます。
知識問題は正直知っているか知っていないか、勉強したかしていないかが大きな割合を占めます。
だから、分からなければすぐに飛ばして余った時間で見直す、それ以外の問題をまずは優先させるという風にしていった方が点数は取れます。
逆にそれができないと思わぬ失点、また時間を浪費してしまうのでもったいないです。
その対策としてはまずはどの問題にどれだけ時間をかけてしまっているのかをストップウォッチで測ったり、時間をあらかじめ決めてそれでどこまで解けるか実験したりするやり方がおすすめです。
この克服法については次回書いていきたいと思います。
何かの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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