「眠気」と「やる気」の関係。「眠気」と「やる気」は必ずしも反比例するわけではないです。
以前に書いた内容を加筆・修正しています。
「眠気」と「やる気」の関係
今日はずっと体が張っているのでジムに行こうと途中まで行ったら、アキレス腱が引っ張る感じなので、運動を辞めて戻ってきました。
昔は辞めることに罪悪感でムリして行ったかも知れません。
なぜこの話をするのか?
何でもそうですが、現状を冷静に判断して対策を打たないと気持ちだけではうまくいかないものです。子育てでも同じですね。
子どもが勉強していると途中で寝てしまうことがありますよね。今まででしたら
「やる気がない」
「集中していないから」
何て怒る親御さんも多いと思います。私の息子も中学のときご飯を食べて、勉強をしに自分の部屋に行きました。
そして、しばらくして見に行くと電気をつけたままベッドで寝ている。ここで
「やる気がない」
何て怒りはしません。
「寝るなら電気を消して寝てね」
というだけです。何でそうなるのかというと
「生理現象とやる気は関係ない」
からです。私もよく寝ていました。当時は
「何で自分はダメなんだ。計画通りにできなくて」
何て自分を責めてしました。決してやる気がないわけではないです。
それよりも親から「勉強しなさい」と言われことはなくて、自分からやっていたのでやる気はあったと思います。
ですが、寝てしまうのです。それは、気持ちの問題ではなく、環境だったり、その他の体調だったりします。
寝てしまうのは「やる気」ではない勉強していて寝てしまうと「やる気がない」という気持ちの面だけに注目してしまいがちですが、実際は環境や体調も多いのです。
わかりやすい例でいうと、自宅に帰ってのどが渇いたのでジュースをがぶ飲みしました。するとお腹が痛くなった。
勉強のために机に向かっていても腹痛でトイレが近くなる。そのときお母さんが帰ってきて子どもの様子を見るとお腹を押さえている。
「どうしたの?」
「えっ、お腹が痛い」
「大丈夫?」
「うーん」
こんなときに
「お腹が痛いのはやる気がないから」
何ていわないですよね。生理現象だから。眠気や腹痛も原因があるから、その原因を追及して、対処すればいいわけです。そして、「眠気」に関していえば
「疲れ」「睡眠時間」「食べ物」
です。どんなに気合いを入れても生理的なものにはかなわないのでまずは原因を考えます。
先程の腹痛なら「ジュースをがぶ飲みした」ことが原因なので、それに気をつければいいわけです。
眠気が多いのは食事の後
一番多いのが「食事の後」です。私も最近知りましたが、食事の中に炭水化物が多いと眠気が起きます。
特に学校から帰ってお腹が空いているのでご飯をガバガバ食べます。そうするとお腹が満腹になります。
そうすると、消化酵素と血液が消化に使われるので。ご自身の体験でもわかりますが、午後の2時~眠くなりますよね。
だから、夕食はご飯を減らしておかず(野菜、肉類、魚類)を多くするのです。
麺類も眠くなるので減らします。そういったことやらないと眠気はなくならないですね。
環境も
あと体調的には部屋の温度を寒くして、服をきるようにして頭を寒くするとかいう環境も必要です。
あったか過ぎるとやはり眠くなります。仕事でも勉強でも環境はとても大切なので、整えた方がいいですね。
「子どものやる気を引き出した事例集」