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教育熱心な親が陥るワナ。実際に現場ではこんなことが起こっています。実際にあったある家庭の話です。

堀哲嘉

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今回の以前に書いた内容を加筆、修正しています。

今日のできごと

今日も

「ビデオ収録」
「ネット指導」

で1日が終わってしまいました。

今回はいつもより苦しみました。何度も録りなおして・・。収録中にもかかわらず、途中で3回くらい犬が

「抱っこだワン」

と。当然録りなおし。最後は一緒に出演しています。

教育熱心な親が陥るワナ

さて、今回の動画はアンケートに答え頂いた方へのみの公開ビデオでしたが、その中でも話をしましたが、勉強熱心なお父さん、お母さんがやってしまいがちなのが

「押しつけ」

です。これは

「子どもの教育熱心な親」

が陥るワナです。実は私もそれを以前に家内から言われたことがあります。

私は独学で勉強して大学まで行ったので

「子どもだってできるだろう」

とついつい自分の方法を押しつけてしまいます。例えば

「漢字を覚える」

ということが目的であれば

「どんな方法でも良いはず」

です。

「1回書いたら覚える」
「読んだら覚える」

のであれば、それでも大丈夫です。ですが、自分が

「漢字は何回も書いて覚える」
「声に出して何度も読む」

という固執して、それを

「子どもにやらせよう、やらせよう」

とすると子どもは

「勉強嫌いになる」

のです。私の場合は息子に

「音読した方がいい」

と話をして、実際にするようになるの「4年かかっている」のです。

もちろん「アドバイス程度」にしていたので「本人が気づくの待った」からですが・・・。

子どもを勉強嫌いにした親の話

これは実際にあった話です。2人の子どもを育てた教育熱心なお母さんがいました。

小さい頃から幼児教育教室に通ったり、小学生になったら2人を塾に通わせたりしていました。

上の子は親の言うた通りするので成績も良かったのです。小学校でも優秀。中学校でも優秀で地元の進学高校に行きました。

ところが下の子は言った通りやってもうまくいかないのです。お母さんが言うのには「その子はちゃんと行ってないからうまくいかないんだ」と。

それを何度も何度もやり続けました。そしてどうなったのか?反抗期になったときに親の言うこと全く聞かなくなったのです。

お母さんが言ったのはこんな内容です。

「何回も読んで、何回も書きなさい。お母さんはそれで覚えたから」と。

確かにそのやり方は間違っているとは思いません。私もその方法をやったこともありました。上の子にはそれで成功しました。

ですが飽き性の下の子にはそれができなかったのです。何度も叱って、やればやるほど子どもは勉強が嫌になります。

勉強するのが嫌いなのにやり方も楽しめない。それが反抗期となって爆発したわけです。途中で学校も行かなくようになりました。

それで私が指導したときに行ったのはやり方をいろいろ提案したのです。

私が使ったのはマインドマップです。トニーブザンが開発したマインドマップという方法を使って、イメージで覚えさせたのです。

それをやるとことは嬉々として勉強するのです。今まで覚えることのできなかった英語の勉強をその方法で使って喜んでやるわけです。

もともと絵を描くのが好きだった子はすごく喜んだやったのです。

やり方は自分で気づくのが一番

「勉強のやり方」は「その子にあったやり方が一番」

なのです。いろいろ提案するのはいいのですが、

「自分のやり方に固執して、それを子どもに押しつける」

のは辞めた方がいいです。あと、この子どもが

「自分でやってみる」

というのも勉強で言えば遠回りですが、子どもが社会で生きていく上では「貴重な経験」になるのです。

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