成績が伸びない子は「ここでは何が重要なのか?」いうと意識を持って勉強しているかどうかです。
やっているのに成績が伸びない子の特徴についです。勉強法では意識を持っているかどうかです。
成績が伸びない子の特徴
作文指導をやっていて思いますが
「成績が伸びない子」
「やっているのに勉強が出来ない子」
を指導していると共通しているのことがあります。たくさんあるのですが、その中の1つに
「【重要であること】と【重要でないこと】の区別がつかない」
という特徴があります。 実はこれは勉強する側だけでなく
「指導する側」
もそうなんですが、
「わかりやすい説明」
をする先生や講師は
「伝えないといけないこと(重要なこと)」
がはっきりとしています。実際に生徒に学校の先生について聞くとわかりやすい先生は
「簡単にしてわかりやすい」
と言います。そして、逆にわかりにくい先生は
「いろいろ言って何かわからない」
と言います。もちろん、先生だけでなく、生徒側にも問題があるのでしょうが
「わかりやすい先生」
は学年が変わっても同じ先生の名前が挙がってくるので間違いないと思います。
勉強するときのコツ
それで、勉強するときのコツでは
「【何が重要】で【何が重要でない】ことをはっきりさせていく」
のです。これは作文を書いたときに
「わかりやすい」
「何を言っているのかわからない」
ということにもつながっていきます。つまり、勉強するときも、先に重要なことから理解していくのです。
例えば、覚えていくときも大きなところから覚えていきます。授業でもむ
「ここで一番覚えることは何?」
と意識して授業を受けていくと結果は違ってきます。
歴史を覚えること
例えば、
「社会で歴史の内容を覚える」
ときも
「時代」「主な人物」「主な出来事」
を理由をつけて最初に覚えると
「社会が楽に覚えられるよう」
になります。社会で
「誰が」「何をしたのか」「いつ」
の3つですね。最初にそれを意識して覚えていくと覚えやすくなるのです。
国語では何からスタートするのか?
それでは国語などは
「最初に何をすればいいのか?」
と言うと
「文の中で【主語】【述語】を意識させる」
のです。
「主語、述語?うちの子は多分出来ている」
と言われるかもしれません。ですが、実際の入試問題を解かせてそのときに
「この文の【主語は?】【述語は?】」
と聞くと
「間違っていることが多い」
のです。特に記述式の問題が出来ていない子はこの【主語】【述語】を意識して書いていません。
選択問題ではごまかしが利きますが、記述式ではしっかりと理解しないと解けないからです。
まずは、文章を解くときには
「主語は?」「述語は?」
と文の中で
「一番大切なこと」
を意識させるようにしてみてください。そうすると
「かなり考え方が違ってきます」
そして、実際の問題でも
「主語は?」「述語は?」
と考えてみてください。
少しずつ読み方や考え方が変わってきます。