1万時間の法則って知っていますか?結果を出すための1つの法則。まずはここを抑えてみてください。
1万時間の法則には以前書いた内容に加筆、修正しています。
1万時間の法則
1万時間の法則という言葉は、イギリス生まれの元新聞記者、マルコム・グラッドウェル氏の著書『天才! 成功する人々の法則』(講談社、2009年)(原題:Outliers: The Story of Success)によって広められています。
彼は、ある調査において「エリート演奏家は20歳までに合計で1万時間の練習を積み重ねた」という結果が出たと述べていました。
データを元に大きな成功を収めるには1万時間もの練習が必要だという「1万時間の法則(ten-thousand-hour rule)」の存在を指摘しました。
モーツァルトやビル・ゲイツ氏をはじめとした成功者には、大成するまで1万時間の下積み期間があったというのです。
例えば、難しい試験に合格したしり、プロの選手になったりするには、それだけ時間がかかるというものです。
(参考:1万時間の法則とは? 努力を続けるのに本当に必要なこと)
目標達成されるための1万時間
私はブログの更新と、メールの配信を1年間に360個ぐらい書いています。今は自動化もできるの全部の記事を書く必要はありません。
ですが私が、毎回書いているとはいうのは簡単です。ご自身を鍛えるためです。何でもそうですが結果を出す人の共通点は圧倒的にそれにかける時間が多いのでそれをやっているわけです。
これは以前、河合塾が調査したデータですが、偏差値の高い子の方がやはり勉強時間が増えてるという結果がありました。
もちろん、勉強時間だけがすべてはないですが、相対的にはやはり勉強時間が多いほど志望校に合格する確率は高かったのです。
ではどうやってその時間を投入するのか
私が大人を指導するときにやるのは次3つについて話を聞きます。その1つは、その人の元々の資質や才能だったり、今までやってきたことだったりについて話を聴きます。
というのはそれを利用する方が仕事うまくからです。そして、他に聞くのがそれが好きかどうかです。
好きかどうかを聞くというのがなぜかと言うと継続できるかどうかにかかってくるわけです。
私もいろんな仕事をやってきましたが、好きではない仕事はやはり継続できませんでした。
自分自身が継続できることは、その仕事を好きになるからです。好きなことは継続できます。
勉強の場合はどうする?
そうすると「それは理想だけれど勉強が嫌いで」という場合は、まずは、勉強を嫌いにしないことです。
ムリにやらせてもいい結果は出ません。でも、嫌いな勉強でも好きなことから広げていくのが原則です。子どもが好きなことからやっていくといいです。
実際に勉強嫌いな子の家は兄弟で勉強嫌いな子もいます。逆に勉強が好きな家は兄弟で勉強好きな家もあります。
そうするとやはり周りに接し方によるのです。ではどうすればいいのか?
私が以前結果が出なかったとき
以前私が指導していたとき結果が出ないときがありました。それは家庭教師をしていた時期です。
当時はこんな指導をしていました。お母さんからの要望で
「うちの子は勉強が嫌いで特に英語が嫌いで苦手なんです。他に数学も苦手で、ぜひとも勉強を見てください」
と。それでいつも苦手な科目からやっていました。ですが、いつもうまくいきません。その理由は
勉強は嫌い→×
英語は嫌い→×
と「×」が2つもつくところからスタートしているので、当然本人はやりません。それがずっと続いていました。
結果は出たのは出来るところから
その後、アルバイトの学生のある一言からキッカケから指導方法が変わりました。それは
「子どもって得意な科目から勉強した方が成績は全体的に伸びるんですよね」
と。実はそれまでの私は親御さんのいうとおり
苦手な科目→得意な科目
とやっていたのですが、最初の時点でうまのくいかず、躓いていたのです。ですが、子どもの得意なことからスタートすることで、勢いがついて勉強をするようになったのです。
実際に今まで中1のときに入ったときの数学の成績は11点だったのが、数学だけ強化していったところ67点までアップしました。
そのときは今まで逆をやったのです。
得意な科目→苦手な科目
です。そうすると最初に得意なところからやるので、嫌いな勉強でも動きだすのです。そうすると光が見えてきます。