「記述問題が苦手」は「大きな借金」になる話。入試のときに一番困るのがこれ
こんにちは、やすです!
今回は、「国語の記述問題」についてです。
記述がいつも空欄
指導していると、記述の相談をよくうけます。
その中でも、「記述がいつも空欄」という相談はトップクラスに多いです。
たしかに難しい問題や文章量の多い問題だと、「今回は時間がなくて書けなかった」とか「難しくて何を書けばいいか分からなかった」というのはあります。
しかし、これが「いつも空欄」だと問題です。
なぜ「いつも空欄」になるのか
これは、なぜ「いつも空欄」になるのかを考えると大きな問題に気づきます。
例えば、記述に対して苦手意識を持っている子がいます。
当然模試や演習問題では記述は書きません。
苦手だからです。
しかし、記述問題は作文と似ていて、地道な練習が必要です。
練習の中で「何が正解な書き方なのか、何が間違った書き方なのか」を学んでいきます。
だから、練習しないとできるようになりません。
ところが、苦手な子はこのような流れになっていきます。
記述問題が出題される
↓
できないので書かない
↓
書かないので知識が積み重ならない
そして、流れは続きます。
知識が積み重ならないのでできないまま
苦手意識だけが積み重なっていく
↓
記述問題が出題される
↓
できないので書かない
↓
書かないので知識が積み重ならない
あとはこれのループです。
本来、問題を解いていけば積み重なっていくのは「知識」ですが、書かないとそれがありません。
代わりに、積み重なっていくのは「記述は分からない、できない」という「苦手意識」です。
大きな借金
これだけでもこれからの子どもの勉強にとって大きな問題なのですが、「いつも空欄」はさらに大きな問題になります。
それは、「中学、高校になっても続く」ということです。
つまり、負のループが中学受験が終わっても中学・高校と続いてしまい、いわゆる「大きな借金」になってしまうのです。
早めに対策
やれることはズバリ「早めの対策」です。
なるべく早く「いつも空欄」から少しずつ書けるようにしていき、苦手意識を取り除いてあげる必要があります。
では、具体的にどうすればいいのかについては今週日曜日に記述対策専門の先生を招いてお話ししますね。
参加は以下からお願いします。無料です。
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何かの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。