努力しているのに結果が出ない子にはある特徴がありました。結果を出すためにやるべきこと。
以前に書いた内容に加筆・修正しています。努力しているのに結果が出ない子にはある特徴があります。
親が応援したいとき
親が見ていて一番応援したいと思うのが
「子どもが努力しているとき」
です。例えば、私のところにくる子で多いのが
「子どもは勉強しているのに成績が上がらない」
という子です。一応
「塾にも通っている」
「机に向かっている」
のですが、
「成績は上がらない」
のです。そういうときには親としては
「努力したら報われる」
ということを伝えたいと思いますよね。
ですが、親のあなたが
「こうしたらいいよ」
とアドバイスをしても思春期のせいか言うことを聞かないのです。
例えば、
「教科書を音読しなさい」
「何度も声に出して書きなさい」
とか、アドバイスをしても
「わかっている」
と言って聞かないのです。何とかして上げたいと思うものの・・
「子どもは一人でもがいている」
のです。
「子どものやり方が悪い」
と思っても親の言うことを聞きません。ですが、
「効果のある方法がある」
とは思います。
効果のある勉強法とは?
それは何かと言うと
「重要なことを意識する」
ということです。仕事でも勉強でもそうですが、何でも
「重要なこと」
「重要でないこと」
というのがあります。それは「国語」で言うと「主語」「述語」や「要点」などです。
実は
「やっているのに出来ない子」
というのは
「重要なことを意識していない」
のです。そして、
「とにかく覚えよう」
「問題を解いてみよう」
とやっきになります。ですが、大切なことは
「重要なことからスタートする」
ことです。実際に成績の上がらない子は
「その子の頭が悪い」のではなく、「頭の使い方に問題がある」
のです。例えば、
「なぜそうなるのか理由を 考えてみよう」
と言うと
「考えるのが面倒くさい」
と言って「考えよう」としません。実は本当は逆で「考えると後が楽になる」からです。
家を建てるときはどうする?
わかりやすい例をたとえますと、「家を購入する」とします。Aさんは
「とにかく一生の買い物だからいろいろ勉強して家を購入」
しました。
「間取りはどれがいいのか?」
「どこのメーカーがいいのか?」
「支払いはどうなのか?」
確かに面倒くさくて、旦那さんとも何度も喧嘩をしながら家を建てることにしました。
散々悩みましたが、自分の考えた家が出来て、しかも支払いも無理のないものになりました。
一方Bさんも最初は
「いろいろ調べて」
「人に聞いて」
家について研究していましたが、途中から面倒くさいので
「これでいいや」
と諦めムードになりました。そして、家が出来たとき
「こんなはずではなかった」
と思うと同時に支払いも無理な形だったので、生活にのしかかってきました。
今「重要なことは何か」を意識して、「頭の使い方を変える」とずっと後が楽になるのです。
というのも「重要なことがわかる」と先ほどの家を建てるように「後の苦労しなくて済む」のです。
子どもにとって「面倒くさい」と言っていたことは実は「後に楽になる方法」なのです。
ですが
「自分の子でも出来るのか?」
と躊躇して今その
「頭の使い方」を学ばなかった、
その後の勉強も、社会人になっても苦労するようになるのです。子どもがせっかく
「努力する」
という才能があるのにそれを生かしきれないのです。
塾で失敗した理由
実は今でこそ塾は順調よく言っていましたが、最初塾をオープンしたときは、
「失敗してばかり」
していました。それは「教え方が悪い」とか「教材が悪い」とかではなく、私自自身が
「塾にとって重要なこと」
がわかっていなかったからです。そのため
「一生懸命働いているの結果が出なかった」
のです。
まずはプロに聞く
では、どうすればいいのか?
「専門家に聞く」
のです。その道のプロに聞くことで
「何をしないといけないのかわかる」
のです。一人で悶々と悩むのではなく
「まずは聞いてみる」
のです。もし努力しているのに・・ということがあれば相談くださいね。