成績が上がらない理由1 (再現性から)
今回の話は
「成績の上がらない理由」
についていろいろな角度で
お話したいと思います。
成績が上がらないその理由は
大きく
「3つ」
ありますが、今回はその1つです。
さて、成績が上がらない前に少し大事な話をすると「入試」に向けて身につけないといけないのは、
「再現する力」
です。どんなことかと言うと、普段の勉強で問題が出てきたらそれを解いて、解けたら再度テストの際に解けるようにしておく。
それが本当の意味での
「結果の出る勉強法」
です。例えば、
・どんなに理解できていても
・どんなに解き方がわかっていても
・どんなに計算ができても
・どんなに単語がわかっても
当日のテストでそれを解答用紙に再現できなければ、
「結果が出ない」
ということになります。
だから勉強で気をつけないといけないのは
「再現性を意識した勉強」
です。私がいつも書いている
「学んだことを忠実に再現するために途中経過を書く」
「1度解いた問題を説明してみる」
「解いた問題を何度も解く」
などは、この「再現性」を意識してを口を酸っぱくして言うわけです。
普段の勉強で
「たまたま合った」
「何となくわかった」
というだけではテストの当日では再現できませんからね。
で一番大きな理由は「成績が上がらない理由」はこの
「再現性」
を意識して勉強してないからです。
それで最初にお話しするのが
「成績が上がらない理由の1」
は
「内容を理解していない」
ということが上げられます。
子どもにもいろいろな学習タイプがあります。
大きく分けると「4つの学習タイプ」。
1.なぜタイプ
2.何タイプ
3.どのようにタイプ
4.今すぐタイプ
とその子にタイプに合わせた教え方や
理解の仕方が必要なのです。
例えば、私は「なぜタイプ」なので、「なぜそうなるのか・・」ということわからないと
前に進みにくいです。
私が中学のとき「数学」の時間に次のようなことを習いました。
(-3)+(-4)=-7
これは理解できけれど、次の
(-3)×(-4)=12
理解できませんでした。
というのは私の場合は、数学の計算を
「現実世界」
に置き換えて考えていたので、
(-3)+(-4)=-7→ 借金+借金=借金
「借金に借金を重ねたら借金が増える」
ということで理解はできましたが
(-3)×(-4)=12→ 借金×借金=預金?
「借金に借金をかけたら預金になるの?」
と考えると頭の中が「?」となるのでした。
また、英語の「the」を習ったときも
「theは2回目に出てきたときに使う」
と習ったので最初でも使う
「Open the door」.
「The earth」
がわかりませんでした。
(もちろん今はわかりますが・・・・)
細かいとこですが、学ぶ者が
「あ、なるほどね」
と理解しないと「再現する力」は身につきにくいです。
まずは、「理解する」です。