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子どものやる気を引き出す方法。その1つが「明確にして事実を突きつける」です。

堀哲嘉

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以前に書いた内容に加筆・修正しています。

やる気を引き出す方法

子どもにとって・・というか人にとって環境というのはとても大切ですね。

通常

「やる気を引き出す方法」

というのに万能薬はないですが、いくつかあります。

1つは

「事実を明確にする」

ということです。あるいは

「現実を突きつける」

という方法です。たとえば

「借金をしている人に総額を知らせる」
「どれくらい利息を払っているのか知らせる」

とかです。ダイエットなら

「今の体重を知らせる」
「太くて損する金額や病気のリスクを知らせる」

とかです。2リットルの水のペットボトルを3本持ってきて、

「これで6kgの脂肪です」

とすれぱよく理解できますよね。こうやって事実を知る方法です。

勉強でやる気を引き出す

勉強でいうと

「模試を受けて本人に事実を示す」

というものです。今の現実を知らせて

「合格率20%以下」

というのを知るのです。また、マラソンに例えて

「スタート地点でビリなのに優勝できる?」

とか

「最後のダッシュだけ優勝できる?」

という事実を知らせることです。通常は

「優勝できない」

と言います。ですが、勉強では

「できそうに思ってしまう」

のです。それを無くすためにやったのが次の方法です。

実際に私がやったのは、受験年の前の年に息子を連れて受験発表を見にいきました。

もちろん、息子とは関係ないです。少し遠くの高校の合格発表を見に行きました。

そして、実際に試験の後どうなるのかを見せました。

合格発表の姿で合格した人、不合格になった人を見て

「すごく緊張した」

という言葉を息子が発したのを覚えています。口で100回言うよりは1回見せた方がいいのです。

ぜひとも使ってみてください。

「百聞は一見にしかず」

です。

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