シンガポール教指導法。シンガポールで行われているのは、これからの教育で参考にになる指針です。
2017年に書いた内容に加筆・修正しています。内容はコロナ前ですが、今回のコロナ騒動によって、加速された感があります。
シンガポール指導法
先日から「新しい指導法」ということで「世界の流れ」の話をしました。
「勉強の方法」
に限らず、
「指導方法が変わっている」
のです。
「世界注目される指導法」
についてです。
その指導方法は
「シンガポールで使われている」
のです。
「シンガポール?」
と言っても
「ピンとこない」
人もいるかも知れません。ですが、以下の数字を見てください。
シンガポールの学力
トーフルでの成績です。トーフルは英語の検定の話です。
リーディング 24
リスニング 25
スピーキング 24
ライティング 25
合計 98
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世界一位
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です。一方日本は、
リーディング 18
リスニング 17
スピーキング 17
ライティング 18
合計 70
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ワースト4位(下から4位)
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です。それでは他の学力はというとPISAで見てみると
順位 国(都市)名 数学 科学 読解力 合計点
1上海(中国) 613 580 570 1763
2シンガポール 573 551 542 1666
3香港(中国) 561 555 545 1661
4韓国 554 538 536 1628
5日本 536 547 538 1621
となっています。一位は
中国の上海となっていますが、国別では「シンガポール」が1位なのです。
PISAとは、OECD(経済協力開発機構)加盟国を中心に3年ごとに実施される15歳児の学習到達度調査
なのですが、
「シンガポールがすごい」
なのです。
シンガポールの結果の理由
ではなぜ、
「この結果になったのか?」
それは
「指導方法にポイントがあった」
のです。今までのように
「答えを教える指導」
から
「自分で考える指導」
に変わっていったからです。例えば日本の場合は
「短期的な結果」
を追求しようとします。
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りんごは5個あります。
そこで3個もらいました。
全部でいくつでしょうか
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という問題があったします。日本ではついつい
5+3=8
でしょう。と「足し算」を教えます。すると確かに
「結果はすぐに出る」
のです。ですが、
「実感を伴わない」
と
「応用が効かない」
のです。ですが、自分で
「絵を描いて考える」
と実感がわいて次の問題に続くのです。その話を少し書きますね。
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