子どもの夢は何ですか?子どもの夢を聞くときにセットにする言葉はこちらです。
以前に書いた内容に加筆・修正しています。
将来何になる?
今回は
「将来は何になる」
という話です。この時期の指導で面白いのが子どもの将来について聞けることです。
普段は勉強についてや、学校についてのしかないですが、
「自己推薦」
「面接」
と絡めて話をするので
「自分の将来について」
聞くことができます。その中で子どもの考えていることが聞けて面白いです。
「将来はどんな仕事をしたい?」
という問い対しては次の答えがあります。例えば、
「消防士」
「学校の先生」
「お店を持ちたい」
「介護士」
「造園」
「塾の先生」
「パン屋さん」
「医者」
など、そして、
「スポーツ選手」
など・・・いろいろいです。そして。親としては大切なことは
「子どもの夢を否定しない」
こと。そして、「突っ込む」です(笑)。私は基本的に子どもが夢を語ったらいつも
「へっー」
とすごく感心します。もちろん
「演技」
ではなく、
「普段はわからないけれど、こんなことを考えているんだ」
と。それが
「どんな夢でも」
です。例えば。過去には
「女優になりたい」
「声優になりたい」
とかもありました。それでも
「否定はしない」
のです。そして、突っ込みむは
「より具体的にどんなものなのか?」
です。例えば、
「医者になりたい」
と言ってもいろいろな医者がいます。
「内科」「外科」「皮膚科」
などの「科」によってわけることもありますし、
「大病院で」
「開業して」
何てわけ方もあります。他には
「英語を生かしたい」
という場合は
「通訳なのか?」
「翻訳家なのか?」
「英語の先生なのか?」
「塾の先生なのか?」
と聞きます。そうやって、
「夢をより鮮明にする」
のです。それを聞いていきます。そうすると
「夢がより現実化します」
そして、努力しやすくなります。
夢のために何をしているのか?
また、もう1つは、
「そのためにどんな努力をしているのか?」
を聞いていきます。もちろん、ときには
「きつい言い方」
をするときもあります。
「私は夢は否定しないよ。夢はどんな夢でも語っていいよ。
でもね。大切なのは
『そのためにどんな努力をしているのか』
何もしないで夢を語るのは【口だけ番長だ】」
とか。実際に「夢を語る」中にも
「真剣にやっている子」と「真剣でない子」がいます。
「真剣でない子には突っ込んでいく」
のです。例えば、こんな場合もあります。
「勉強が嫌いだから料理の道に行く」
「勉強が嫌いだからスポーツで行く」
など。こういう子には
「厳しい現実の話」
もしないといけません。
例えば、以前よりは少し変わってはきていますが、
「料理の道」
も厳しい修行をしないといけません。
「勉強が嫌いで料理の道に逃げて挫折した子」
に聞いたら
「修行中は大将からお玉で頭を叩かれた」
そうです。
「勉強よりもはるかに厳しかった」
そうです。また、
「勉強が嫌い」
と言っても、
「料理を習ってお店を開く」
となると
「経営の勉強」
をしないといけません。また、
「スポーツ選手」
と言っても例えば
「サッカー」
であれば
「Jリーガーとして活躍するのは東大に入るより難しい」
という現実を知らなければいけません。また、例え
「スポーツ選手」
になったとしても
「辞めた後の人生」
も考えないといけません。以前テレビでやっていましたが
「日本のスポーツ選手の末路」
は大変です。というのは
「スポーツを辞めたら何も残らない」
からです。特に
「現役時代に活躍しても」
です。例えば
「ケガをしてできなくなったら終わり」
「年齢が来て辞めたら、それ以外のキャリアがない」
のです。もちろん
「一部の有名選手」
であれば
「監督、先生、コーチ」
と言った道はあるかも知れませんが、それも
「極一部」
なのです。
「堀さんには夢がないですね。もっと【夢】を持たせる言い方があるでしょう」
と言われるかも知れません。ですが、この「スポーツ選手の話」は
「スポーツ推薦で高校に行く中学生が語っていた」
話なのです。私ではなく
「中学3年生」
がです。その子は
「スポーツ推薦」
が決まった後でも勉強はしていました。
それで不思議に思って聞いた答えが先程の答えです。
「活躍できるのは一部の人だけ」
「辞めた後の人生が長い」
だから、それを考えて
「スポーツしても勉強はする」
「スポーツだけに逃げない」
を貫いていました。実際に
「1日4-5時間の練習」
を毎日やっている子です。実は
「スポーツだけしていればいい」
何て
「甘い世界はない」
のです。もちろん、勉強も同じです。
「勉強だけできればいい」
というのは社会では通用しないのです。
「スポーツは一生懸命」
にするのですが、その中でも
「計画の立て方」
「練習の方法」
「食事について」
「トレーニングついて」
勉強はする必要はあるのです。さて、親ができるのは
「子どもの将来について子どもに真剣に考えさせること」
です。
「どんな夢なのか?」
「そのために何をするのか?」
を真剣に聞いてやってくださいね。
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