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もうすぐ今年も終了します。あと5日です。そのときにやることはこれです。

堀哲嘉

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(以前に書いた内容に加筆・修正を加えています)

あと5日で今年も終了します。そのときにやることってわかりますか?それは

「自分がやったことを振り返ること」

です。

自分がやること

自分で仕事をしていたり、子育てをしていたりするとついつい

「できていないところ」

に目が行きがちです。当然自分に対してもそうかも知れません。

「どうして私はできないのかしら?」
「何てダメな母親」

「仕事がうまくいかない。嫌だな」

と。私もそんな状態が続いていました。特にうまくいっていないときに限ってそうなっていました。

子どもに対してやること

さらに、子どもに対して

「どうしてうちの子はできないのかしら?」
「なぜできないのかしら?」

「何でこんな勉強しないのかしら」

と思うかも知れません。これを山登りに例えてはどうでしょうか?頂上ばかりを見ていると

「まだまだだな・・」

と思ってしまいます。ですが、ふとした拍子に後ろを見て、今まできた道のりを見てみます。そして、景色を見てみるとすごくきれいな景色。

「ここまで来たか。よし、がんばろう」

と思います。

あなたが今がんばっているにうまくいっていないと思っていて大丈夫です。目に見える形にはなっていませんが、

「やっていることは必ず結果には残っている」

のです。

暗黒の10年の過ごし方

私自身「暗黒の10年」というときがありました。独立前後の10年です。

独立する前は会社が倒産寸前で資金繰りに追われていました。勤めていた会社が倒産に向かって進んでいました。

当然給与も1年以上まともに支払われてことはありません。「給与の遅配」「給与の分割払い」というのを経験してきました。

途中、結婚したり、息子が生まれたりしましたが、それでもずっと追い詰められていました。

会社に寝泊まりをして必死にもがいていました。朝5時30分の始発で会社に行って、そして、最終電車で帰宅していました。

途中最終電車で寝坊して終着駅の和歌山まで行ったこともあります。さらに途中新しい買った自転車を盗られることもありました。

体調を崩して「自律神経失調症」と診断されました。とうとう会社を倒産したしかけたときに退職しました。当時は子どもが生まれたばかりのときです。

会社を辞めてから、2年間くらいは家内も子どももいたのに派遣で働いていました。その間には派遣切りも経験しました。1か月後に契約解除の通達です。

その間アルバイトの家庭教師に行く途中、夕日を見てラジオから流れる音楽を聴きながら、「いつまでこんな生活が続くんだろう」と思っていました。

今、当時流行っていた「スピッツ」「安室奈美恵」の歌を聞くとそのときの不安な気持ちが思い出されます。未来に不安しかなかった気持ちが。

ですが、今となっては

「そんな時期があったから今の自分がある」

と自信をもっていえます。今うまくいっていなくても、今やって残っているもの・・たとえそれが「失敗」だったしても「経験」は残ります。

ぜひともあと少しですが、今年できたことを書き出してみてくださいね。それが後々の財産になります。

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