子どもに「勉強しなさい」とガミガミ言わなくてすむ方法。ある中学生がやっていた方法とは?
以下は以前に書いた内容ですが、やっていることは同じです。
親がガミガミ言わなくてすむ方法
「親のガミガミを防ぐ方法」
について書きたいと思います。この方法は同時に
「親もガミガミ言わなくていい方法」
なのでどちらにも大変メリットのある話です。
ある中学生の話
以前ある付属中学に通っているお子さんのご家庭に行ったときのことでした。
そのお子さんは家ではお母さんがフランチャイズの塾を運営していて塾で手一杯の状態で子どものことにも手が回らないようでした。
ようやく子どもの塾で指導できる年齢になると今度は
「子どもは親の言うことを聞かないんですよ」
と。それに親のいる塾には行かないので1人で勉強しているようでした。
ただ親から離れていたのかがよかったのかその子もすごく自立心の強い子で計画も自分で立てて勉強していました。
そして、その子の家に行ったある日のこと・・・
その子は丁度夏休みで夏休みの計画を
「大きな大きな模造紙」
一杯に書いて自分の勉強部屋に貼ってあったのです。
それはこんな感じで
【5日】
8時 英語 ワークP10-13
9時 数学 ワークP10-13
10時 国語 プリント1
と毎日分をびっしり書いてありました。しかも毎日です。
そして、面白いことに
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20時 テレビ 歌番組「○○」
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とか
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21時 ゲーム
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も書いてありました。子どもは計画的に「勉強」「テレビ」「遊び」をやっていたんですね。
こういうよう書いてあると親も余計なことを言わなくてすみますね。
多分親も仕事をしているので、計画が多少しても何も言わないと思いますが・・・
「情報の共有化」不足がバトルを生む
それで思ったのですが、
「親子のバトルもコミュニケーション不足」
であることが多いのです。
子どもは子どもなりに
「計画」「考え」
があると思うので、本当はそれを十分に事前に話あっておけばいいと思うのです。
私もこの子の計画を見たら多分「何も言う必要がない」と思います。
ですが、普通の親ならもし子どもの「考え」がわからなくてテレビを見ていたら
「もうテレビ見て・・」
と言うかも知れません。すると
「その後勉強しようと思ったのに・・」
とまた親子の中が険悪に・・・。勉強に限らず、スムーズにするには
「情報の共有化」
です。
「お互いが同じ状況を知って話をする」
というのが大切です。
「子どもかせ考えていること」
「親が考えていること」
を冷静に話あってみてください。
そのときは決して
「否定はしない」
でださいね。まずは、「情報の共有化」です。