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「社会が得意です」という子がヤバいわけ。必ずその理由を聞いてください。

堀哲嘉

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「社会が得意」という子が危険な話をしていてます。

社会が得意な子が危険?

「成績が上がらない理由」

です。私は指導する前に子どもの成績を一通り聞きますが、

「社会が得意です」

というこの場合は一抹の不安がよぎります。もちろん、

「社会が得意な子」

がすべてではないですが、社会が得意と言う子の中には

「理解しないで暗記して成績を上げる」

子が多いからです。前回まで、

「理解していない子」

「成績が上がらない」
「成績が伸びてこない」

という話をしました。こういった子の特徴にあるのが

「なまじっか成績が良い」
「自分のやり方で点数が取れる」

のです。そのため

「やり方を変えない」

というのがあります。実際に

「さらに成績を上げる」

となると中々上がりにくいです。その理由は

「以前のやり方を変えないから」

です。こういう子は

「途中の結果よりも早い結果」

を求めます。早い結果を出すには

「単純に暗記する」
「パターンだけで覚える」

という形でやって方が成績が伸びるからです。

「なぜそうなったのか理由がわからない」

から応用が利かないのです。

成績が悪い子の例

以前にこんな生徒がいました。

「500点中60点」

1科目にすると

「平均12点」

です。ですが、そのうちわけを見てみると・・

「社会35点他の合計で25点」

です。

「社会以外の科目の平均点は6点」

という成績です。彼の場合は、社会には自信があって

「俺は社会はまだできる。社会の勉強のやり方で・・」

ととにかく「丸暗記」です。「なぜ」がなくてとにかく覚えてしまうのです。

確かに

「低い点数の子」「狭い範囲のテスト」

だとこれだと結果は出ますが、理解力出来ない子は時間がない場合はある意味仕方がないかもしれません。

ですが、今後

「進学校に行く子」「広い範囲のテスト」

になると

「丸暗記の勉強法」
「パターンを覚える勉強法」

では成績は伸びないのです。ではどうするのか?その1つは

「理由を聞く」

です。

「なぜそうなるのか?」
「どうしてそういう解き方になるのか?」

と理由を聞いていくのです。

国語の成績を上げるために必要なこと

これは国語でもそうですが、

「なぜそうなったのか?」

どんどん理由を聞いていきます。もちろん、間違っていてもいいので

「なぜそうなったのか?」

を質問していくと、自然に

「なぜそうなったのか考えるようになる」

のです。例えば、国語の記号で選ぶ問題で

「ア」

となったら

「なぜ【ア】を選んだのか?」

と聞いてみるのです。答えが合っているかどうかではなく、

「なぜそうなったのか?」

を聞くことで

「理由を考えるようになる」

のです。問題に出会ったときに

「他人に説明できる解き方をする」

ようになるのです。

ただ、これをやっていても

「時間がかかる」

のでその点は注意が必要です。

ですが、これをやらないと成績は上がらないのです。

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