大切なことは「知っている」ではなく、「やっている」。いえ、それを継続をしているかです。
大切なことは「知っていること」ではなく「やっていること」です。
人の前で指導をしている大変勉強になります。もっと言うと「勉強になりました」というより「使えますね」というのが率直な感想です。
知っているというわな
子どもや保護者向けの話をするとよくあるのが
「知ってる。知ってる。それ、知ってる」
という言葉。以前聞いたことの話だと「もう知っているから」とその話を聞かなくてもいいように思います。
ですが、それが実はその人の成長を止めているのです。実際に大切なことは
「知っているではなく、やっていること。そして、継続していること」
です。先週もその話が出ました。「その話は知っています」と受講者から。でも大切なことは「やっているか」です。
というのは私もいろいろな研修に出ますが、知っていることが多いです。ですが、いつもショックを受けます。
それは「やっていない」という事実を突きつけられるからです。知っているのにやっていない方が、知らないよりは質が悪いです。
だから、毎回高いお金を支払って勉強をしているのです。「知っていること」を「やっている」にするためです。
一生使える勉強法は?
以前、私は
「すごくお金をかけて勉強」
していました。月10万弱です。もちろん、
「すごく所得があって」
というわけではありません。どちらかと言うと
「お金がない」
のに勉強にはお金をかけていました。自動車は
「本体価格5万円のミラ」
で、塗装の色ははげていてシートベルトはノビノビで、室内の天井は穴があいてスポンジが見えていました。
それでも勉強です。ですが、結果には少しつながりませんでしたが、お金を払ったほど成果には結び付きませんでした。
そして、新しく教わったのが
「3対7の法則」
です。どういうことかと言うと
「勉強3に対して7の実践」
です。それまでの私は
「勉強9に対して実践1」
くらいでした。圧倒的に
「実践する時間が少ない」
ので当然と言えば当然で
「結果が出ない」
のです。ですが、
「学んだことの2倍実践に時間をかけるようにする」
と結果が出るようになりました。
「毎日教科書の音読」
「英語の3つの間違いチェック」
など知っていることはたくさんあると思います。ですが、
「やっていますか?」
結果については
「どれだけやったのか?」
が勝負です。
実践するにはどうするのか?
それは研修を受けたときの「ノートの取り方」にあります。今の私は
講師の方の話 →黒ペン
気づいて実践する内容→赤ペン
と帰ったら何を実践するのかを書くようにしているのです。
そうすると
「研修で気づいたやることリスト」
が出来上がります。そして、それを「実践」「実践」「実践」です。
そうすると「結果につながる」のです。
「学習するとは行動を変えること」
です。「学習したつもり」でも
「行動が変わらない」
と「学習した」ことにはなりません。ぜひとも
「学んだあと」
には
「そこで何を実践するのか?」
を書き出して実践してみてください。これは効果的です。