「作文や日記が書けない」を具体的に解決します。それは先に「結論」を書かないようにすることです。
前回に続いて作文についてです。前回の内容は以下です。
作文が書けない
さて、夏休みの宿題シリーズでもう終わっているかと思いますが
「作文シリーズ」
です。よく
「日記が書けない」
「作文が書けない」
というのを聞きます。
私もずっとこうやって文章を毎日書いていますが、当然ですが、日によって書けない日もあります。
当然苦し紛れのときもあります。逆に、書きたくて仕方がないというときもあります。
それで
「どういうときが書けるのか?」
と言うとやはり自分が
「体験したこと」
「経験したこと」
は本当にスラスラと書けます。
書けない理由
そして、中身も評判がいいです。逆に「抽象的なこと」は書きにくいです。
「でも体験したはずの日記が書けないんですがどうしてですか?」
という質問が出で来ると思いますが、その理由は
「結論を先に書くから長く書けない」
のです。論文では
「結論を先に書く」
のですが、「日記」などでは
「結論を先に書かない」
方がいいのです。もっと言うと
「気持ちも直接的に書かない」
のです。
ディズニーランドに行ったことに日記に書いてみると・・・。
例えば、こんな場合です。今日は日曜日なので
「東京ディズニーランドに行った」
とします。これを日記に書くとこんな感じです。
今日は、お父さんとお母さんお兄ちゃんと3人でディズニーランドに行きました。とても楽しかったです。
結論を先に書くとこんな感じです。
「ディズニーランドに行った」→結論
「とても楽しかった」 →感想
です。これだと「小1」くらいの日記です。当然こういう書き方だと「日記が書けない」という具合になります。
話が膨らまない日記ですよね。これを
「結論を書かないで途中経過を書く」
と文章が長く面白い内容になります。こんな感じです。
「トゥルル・トゥルル」
スマホの目覚ましが鳴った。
いつもだとスマホの目覚ましで目が覚めても起きないのに今日は自然と目が覚めた。
私が布団から起きると、いつもはお隣に寝ているはずの兄はすでに起きていた。
「おはよう。今日は早いわね。」
お母さんが僕を起こしに来た。
「いつもこんなだったら楽なのに」
そう言いながら台所に行った。今日はずっと楽しみにしていた
「東京ディズニーランドの日」
だ。洗面所に行くとお兄ちゃんは髪の毛をいつも以上にとかしていた。
このように東京ディズニーランドに行くまでにかなり内容があります。
「途中経過を書くと話が膨らむ」
のです。日記といったものはこんな風に
「ストーリー的」
に書くと読みやすく文章も書きやすくなります。
参考にしてください。