子どもが「YouTuberになりたい」と言ってきたらどうする?子どもの将来を考える夏休み
子どもが「YouTuberになりたい」と言い出したらチャンスです。子どもと一緒に将来考えるときです。
「YouTuberになりたい」と言ってきたら
最近の職業で「YouTuberになりたい」という人はいますよね。このときに大切なのは「無下に否定しない」ということです。
実はここそ「子どもの将来を考えるチャンス」です。多分、自分の子のときも「ではどうするの?」と一緒に考えると思います。
というのは「私には非現実な話」とは思えないからです。私もYouTubeに動画をアップしています。
総数は表に出ていない分を含めると「5000本以上」です。その動画を見て「生徒が入っている」ので、動画も使い方次第だと思っています。
もちろん、「広告収入だけ」では難しいとは思いますが、塾の先生で「とある男が授業をしてみた」のタイトルで「YouTubeの広告」だけで収入を得ている人もいます。
テレビも出演されましたが、非常に稀なので、みんなができるとは思いませんが、それでも可能性「0」でもないと思います。
だから、本当は
「どうやってなるのか?」
「どれだけ仕事をしているの?」
調べさせるのです。例えば、私もYouTuberについては何人かは知っています。
有名なところでは、「ヒカキン」「はじめ社長」「シバター」「ヒカル」くらいは知っています、たまに見ます。
実際にYouTuberは「5分の動画のために11時間の収録」を必要としたり、1日中編集の仕事をしたりしています。
当たり前ですが、通常のテレビでは分業しているのを「たった1人でやっている」のですから時間がかかります。
私も動画をアップしますが、収録よりも編集に時間がかかるのです。
しかも、大抵のYouTuberは企画で勝負なので、毎回それを考えないといけません。
また、広告収入は「ワンクリックいくら」という計算ですから、計算するだけ「割合の計算」にもなります。
そうやって「仕事を真剣に考える」ことによって、いろいろなことに気づきます。
機器の操作をするときも「英語」ができた方が便利です。「そんなのダメ」ではなく、実際に「一緒に調べて、考えて、試算する」というのをやってみると、違った見方ができます。
ちなみに、私の場合は実際に勉強のときにいろいろ計画を立てますが、その練習が今の仕事になっています。
また、自分が大学生のときに「独立して会社を持ちたい」と思いましたが、そのときにいろいろやった試行錯誤が今の仕事になっています。
将来お店を持ちたい
高校入試でも志望動機を聞かれることがほとんどです。そして、将来の夢を。私のところでは、その夢に対して否定はしません。
ただ、その夢のために「何をしているのか?」「そのために何をするのか?」を考えるのです。実際にこんな子がいました。
将来の夢は
・社長秘書
・お店を持ちたい
というものです。いろいろ話を聞いてるいると「社長秘書」はそれほどでもないようです。
そして、「お店を持ちたい」というのは本気のようです。そこから一緒に詰めていったのです。例えば
・扱う商品は何か?
・誰のためのお店なのか?
・お店の広さは?
など夢を形にしていきます。そして、そのために何をしていくのかも考えていきます。
・実務を学ぶためにアルバイトをする
・店員として就職する
・経理の勉強をする
など。そうやって考えていくのです。そして、そのために必要なスキルを学ぶために「勉強」をしていきます。
例えば、お店でも外国人相手の場合だと簡単な英会話が必要なのかも知れません。
また、外国人向けに英語のサイトを作るのかも知れません。そうやっていくと、今やっている勉強も楽しくなっていくのです。
夏休みは将来について考えよう。
夏休みは子どもの将来について考えてみましょう。「そんなバカな」という夢でもいいです。それを具体的に考えていくだけでも子どもは成長していきます。