受験勉強の基本はストレスを下げるところからスタートする。そうするとスムーズに勉強ができます。
勉強するときにやる気がないから問題が解かせないというわけではないのです。
勉強をやっても進まない場合の特徴
自分から勉強をやっています。ところが全然勉強が進まないときがあります。本人のやる気の問題がありますが、実は問題と子どもの学力レベルが合っていない場合が多いのです。
まずはお子さんのレベルに合ったところからスタートするのがコツです。
英語ができない私の勉強法
高2の春休みから私は苦手な英語の克服をスタートしました。そのときに行ったのがこの方法です。
それは3年遡って勉強するということです。高校3年生ですから大学受験の勉強するのが通常です。
ですが、私はここを焦らず高校受験の問題からスタートしたのです。「大学受験ですよね?」と思われるかも知れません。
ですが、まずは自分のできるところからスタートしました。レベルは高校受験ですから。高校3年生から当時の私にとっては余裕です。
そうするとかなりハイペースでは進みます。最初の頃は余裕でしたが、途中からちょっと苦しくなりました。
つまり、それだけ実力がなかったんですね。そうやって、最初のストレスを下げるとスムーズなスタートがきられます。
ここでのコツというのは量を増やしたことです。その問題集は1日やることが決まっていたので1日で1日分やれば終了です。
ですが高校受験レベルの内容でしたから、私は1日で3日分ほど進んでいきました。そうするとかなりハイペースでやったのです。
そうすることによって英語の長文に対する苦手意識が薄れてきました。
こうやってまずは毎日続けるようにするようにスタート時点のストレスを下げることです。
国語の苦手な子にやった方法
塾に生徒がやってきていたときに国語がとても苦手な子がいました。
例えば、塾で塾用の問題集の中から国語の宿題を出します。そうすると宿題をやってこないのです。
正しくは「やってこない」のではなく、「やってこられない」のですね。
塾では一緒に本文を読んで解説しながら解かせるのです。が、同じ問題集の中から宿題を出すと解かせないのです。
そこでどうやったのか?そこで市販で売っている公文式の問題集を使ってとりあえず宿題を出せるようにしました。
1日で6ページぐらいをどんどん解かせていったのです。6ページもですかと思うかも知れません。
ですが、市販の公文式はとても簡単なのでどんどん進んでいくのです。
途中から1週間に1冊ずつ終わらせようになりました。
中学受験でうまくいかない場合
中学受験でもよく「子どもが勉強しない」って話をよく聞きます。子どもがやる気な場合もあります。
が、ほとんど子どもが問題が解かせなかったり、問題のレベルがお子さんにとって、ハードルが高すぎたりという場合です。
写真のイメージでいくと以下の感じです。
こんな感じでやっているので本人自身はなかなかできないのです。もちろん、本気でやることはできるかも知れません。
が、そんな子ばかりではありません。ですからハードルを下げて勉強するわけです。
実際に塾によっては生徒数が少ないので、1クラスしかない場合もあります。
そのときは塾側もあなたのお子さんのレベル合った問題を解かせいてくれないかも知れません。
イメージがすると偏差値60の問題を偏差値40の子が解かせいている感じです。
それは当然できないですよね。お子さんの学力とアンマッチしているのに、塾で言われたことをやらないといけないと思っているのでやらせるわけです。
子どもはわからないからますますやる気がなくなります。やる気がなくなるからますますできないと悪循環なのです。
このときに思い切ってハードルを下げて子どものできるところからやっていきましょう
「そんな時間はない」
そういうときは長期間の休みのときに塾の合宿なんかを辞めて、お子さんに必要なことやっていけばいいのです。
そうするとお子さんも自信を持って解かせくことができます。イメージは以下のようです。
交流会をやっています。
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